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2019年1月15日の稽古ーセイサンの掛け受け




型セイサンの掛け受けの手が生きているかの検証。
検証しているのはセイサンの左右掛け受けの部分。




((訂正)縮こまってはいけないが手が下がりすぎるのは注意すること。 →  縮こまってはいけない。手が下がりすぎるのは注意すること。)

相手の突きを打ち払うのは非常に困難。まずは相手の手に触る、その際に腕力でなく自然に力が抜け、かつ手のセンサーが聞いていれば状況にあった変化が可能になる。

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体験会(ミニセミナー)のお知らせ

急な連絡となりますが武道上達法研究会ではこの17日(土)神戸市須磨区のあこう堂さん(JR須磨駅徒歩3分ほど)にて無料体験会&ミニセミナーを行うこととなりました。 *当会の稽古に興味はあるけれど体験参加は気が重い方 *西神・明石・三木方面で空手・古武術の道場を探されている方 *日頃と変わった稽古をしてみたい方 などなど、参加歓迎します。 今回は直前(午前9時から正午まで)に自由参加方式のスパーリング稽古会を行われる神武会幹事の蛇丸さんのご協力をいただいています。もちろんスパーリング会と当会ミニセミナーの両方参加いただいてまったくかまいません、というより歓迎です。 あこう堂さんへのアクセス → http://accordsuma.grupo.jp/free1158783

双手突きの実用性




首里手で重視される型、ナイハンチの動作の中に双手突きがある。パッサイの最後近くにある受けと突きを同時に出す技も双手突きの変形だ。

両手を同時に出して相手を突く技はボクシングにはないし、多くの空手流派でも型の中だけの技になっている。私もナイハンチをかなり稽古した後でも実用性には疑問を持っていた。

まだ沖縄空手の道場に通っていたころ後輩で総合格闘技の現役選手T君がいた。このT君、凶暴な性格で約束組手で失敗すると初心者だろうが白帯だろうが突然奇襲攻撃をかけてくるので皆に疎まれていた。

ある日の約束組手。沖縄空手はまだキャリアの浅いT 君、私の突きを受けて投げ技をかけるのだが上手くいかない。いらだったのか突然、受け技から一気に道着を掴もうとしてきた。柔道経験者にガッチリと道着を掴まれたら簡単に崩されてしまう、こちらは相手が空手式の受け技を前提の約束稽古だったので相手の手を払う余裕はない。万事休す。

とっさに腰においていた両手を前に突き出した。長年稽古した型が体に残っていたのだろう。自然にナイハンチの双手突きがT君の胸をとらえた。T君の動きがとまった。

身体がぶれない、という前提があれば両手突きは意外に使える、ということがわかった瞬間だった。

基本と個性

知人が卓球のコーチをしている。指導上注意することは
「基本が大事。ただ一定の年齢になると基本通り体が動かない人がいる。中高生は徹底的に基本の動きを叩き込むが、大人で矯正できない場合はあきらめてその人の癖をいかした戦法を指導する。大人の指導はその指導の見極めが難しい」
とのこと。

私は卓球はわからないが「大人の指導はある程度癖を容認」は首肯できる。
「力を抜いて腕をまっすぐのばす」という動作すら30才以上の会員で最初からできた人はほとんどいない。特に左右が綺麗にバランスのとれる人は皆無といっていいだろう。

もちろん致命的な体の癖(著しい腰や足首のゆがみなど)は年単位かけても矯正する。
ただ10代なら期待できる「身体そのものの成長」というエネルギーが高齢者には期待できない。長年の日常生活や他のスポーツで身についた体の癖は容易に矯正できず、老化とのトレード・オフとなる。

当会でも基本の重要性は指導する。しかし、
「空手の教科書に手はこの高さ、足はこの高さと書いてあるからこの通りに演武しなさい」
といった指導は行わない。
「基本どおりにやってますけど何年やっても一向に技に威力が出ません」というケースは避けたい。

教科書的な基本と異なる一例。サンチンの立ち方は足裏をべったりつけるのが基本だが極端に足首が固い場合、多少かかとを浮かせるのもやむを得ない。当会では重心の安定のほうを重視する


柔らかい手刀受け




多くの空手流派に「手刀受け」という受け技がある。両手を前方に出し、前手の手刀で相手の突きなどを払い受ける技であるが自由組手はおろか約束組手でも威力のある受けとすることは難しい。

沖縄空手の先生からは「ウチの流派の手刀受けは柔らかく使うんや!」と指導された。事実先生はこちらの突き技を鞭のように巻き取り反撃の当身や逆技を使われた。

私も稽古はしたので型のなかではそれなりに見せられるようにはなったものの実用技とはなかなか思えなかった。そもそも力を抜いた手刀などまず効きはしない。手刀受けの分解組手も相手の協力あってのものだった。

あるとき昇段審査会のあと同門の先生からアドバイスをいただいた。

「手刀受けという言葉に惑わされないこと。そもそも沖縄には手刀受けという言葉もなく本土で便宜的につけられたものだ。両手を前に出し円を描くような動作自体が受け(かけ)になる。大事なことは両手の手首を柔らかく使うこと。結果的にそこから変化して手刀となってもかまわないが無理に手刀を使う必要はない」

目から鱗だった。

冒頭ツイートの動画を見て「なぜこれが手刀受けの稽古なんだ?」と思われた方も多いと思う。

手刀受けという言葉自体が不適切なのかもしれない。




プロフィール

古流修行者

Author:古流修行者
大阪、尼崎で沖縄空手を指導しています。また三木市稽古会も発足しました。型で身体と動きを創ることを中心としています。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

武道上達法研究会 古伝沖縄空手指導日誌

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