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型だけを教わっても技術は伝承できない



本日の稽古、私の出自(心道流空手)の系統の流派を稽古した方の体験参加があった。
型の順序や約束組手のパターンは覚えておられたが「分解組手ではしっかり両手を使って」という心道流の基本を教わっていなかったことは驚きだった。私が入門したころは稽古のたびに「なんだ、片手はいらんのか。だったらこの刀で切り落とすか」などと言われたものだった。

型の順序はDVDやYOUTUBEで習得可能だが口伝指導を受けないと意味がない。空手をする人はそれなりの闘争心を持っているはずだ。「型があるからなんとなく素晴らしい」で満足できるのだろうか。
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3月10日 手合わせ稽古会

多くの古武道では型を練り、約束稽古で動きを精妙にする。それはそれで素晴らしいものであるが多くの稽古生は一抹の不安を持っている - 
「こういった稽古だけで鍛え上げた現代格闘技のファイターと戦えるのか?」

普通の才能でこの問題を克服するには通常組手経験を積むしかないだろう。初心のうちは安全のため道場内部で制約を多く設けた組手をせざるを得ない。しかし徐々にレベルが上がれば外部のレベルがどの程度なのか、興味を持つのが自然な感情だ。




10日の午後はプロ格闘家の菊野克紀選手主宰「手合わせ稽古会」に参加。昨年7月に続き2回目だ。試合のない流派では外部一流ファイターとの組手を経験できる機会は少ない。手合わせ稽古会はその数少ない機会。空道やフルコン空手など各流派の選手権上位クラスがゴロゴロ参加している。セーブしているとはいえトップ格闘家のパワー、スピードに接することができる好機である。

ルールは一応顔面はライトコンタクト。時として強打が入ることもあるが険悪にならない空気がこの稽古会にはある。お互い悪意はなく、打たれた自分の未熟さもわかる。欠点を克服するための参加だ。何より主宰者である菊野選手の人徳が激しい組手でも終了後はお互い自然な笑顔で頭を下げ、握手させる。

菊野さん、組手のお相手をいただいた皆さん、ありがとうございました。
しかしタダモノではない人たちの「当たり」は半端ない・・・本日身体の節々が痛むわい(汗)

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外部との交流

一部会員たちにはかなり技量の向上が見られたので機会あれば積極的に外部との交流を推奨している。

同じ指導者に教わり、同じ道場生どうしで稽古を続けるとある程度のマンネリ化は避けられない。ゲーム的な要素の強い稽古事だと勝敗・点数化などで興味を維持できるだろうが型や約束稽古が中心だと自身の向上が他流、他道場、他の格闘技等と比べてどの程度なのかわかりづらい。なんらかのかたちで確認したくなるのが自然な感情だろう。

一部には外部との交流を厳しく制限し、稽古性には外部のセミナー等を受講しただけで退会推奨する道場もある。もちろん初心のうちから多くの技法をかじって喜ぶのは単なるマニアだるが有段者ともなれば他を研究する姿勢がむしろ不可欠。それすら否定すれば時代が下がるほどその道場のレベルが低下するのではないかと思う。

会としても今年は初の一般対象の体験会、他道場との交流、ゲストを招聘しての稽古、心道流空手後輩との意見交換など、いわば開国元年ともいう年だった。来年も有意の方たちとは積極的に交流を持ちたく思っている。

手合わせ稽古会




7月1日(日)、午前の通常稽古のあとプロ格闘家の菊野克紀選手主催の手合わせ稽古会に参加。

会場に向かえば当然ながら現役バリバリと思えるファイターが多い。私は最高齢かそれに近く、「今さらいいトシをして」との思いもあったが1年たてば確実に1年衰える。ある程度競技的に体が動く年齢のうちに「使える古流」として多くの方の技を見切れるか試したいとの気持ちが抑えられない。

感想 - 「行ってよかった!」

開始早々のスタミナ切れでスパー相手の方たちには物足りない思いをさせたと思うが学生時代のような組手の連続ですっかり気持ちが若返った。

菊野選手との組手では見事に顔面にパンチをもらった。怪我をさせず、かつ「入った!」と思わざるをえない。プロの矜持だろう。そろそろ組手リタイヤを考える年になって「自分なりの思い出に残る組手」を記憶に追加。

組手には人柄が出る。打たれたことが不快でなく、むしろ心地いい。
菊野選手、ありがとうございました。各地での手合わせ稽古会、ならびに「敬天愛人」興行の成功をお祈りします。





交流 - 上地流唐手道



尼崎で稽古されている上地流唐手道巴会様のご好意により交流稽古に参加させたいただいた。

空手に興味ある方ならご存じだろうが上地流は空手の源流である唐手(トウデー)の流れをくむ名流である。系統としては那覇手に属し、貫手、足尖蹴り、コツカケなど独特の技法・鍛錬で知られている。

巴会様は比較的年齢の高い稽古生の方が中心であることもあり「昔ほどのキツイ鍛錬は行っていないのです」とのことだったが小手鍛えをはじめとする鍛錬は学ぶとことが多く、汗で変色した鍛錬具やボロボロになるまで蹴りこまれた砂袋が昔日の稽古の厳しさを思わせた。

私も以前より興味のあった「コツカケ」の鍛錬法を教授いただいたが、同会のS先生に私の肩をみられて「先生(私のこと)はもうコツカケができていますね」と言われたときはどこかで同じ沖縄空手の脈流が共通するのかな、とうれしく思えたものだ。

武縁が広がるのは楽しいものだ。巴会の皆さん、ありがとうございました。

オキナワン・テイストあふれる道場で握り甕を用いた稽古に挑む筆者
プロフィール

古流修行者

Author:古流修行者
大阪、三木で沖縄空手を指導しています。東京稽古会も活動中。型で身体を創り、組手に活用します。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

武道上達法研究会 古伝沖縄空手指導日誌

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