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沖縄空手セミナーとミニ演武



20日は当会と交流のある上地流巴会さん主宰の沖縄空手セミナー。私も招待いただき前日の懇親会およびセミナーに参加させていただいた。

セミナーは本場沖縄から来訪された沖縄拳法および一心流の先生方によるもの。珍しい型の演武・解説、武器術、小手鍛え等の紹介があり興味深いセミナーだった。時間が短かかったのが惜しまれる。

セミナーの最後にご好意により私と当会指導助手K君による型と模範組手の簡単な演武をさせていただいた。顔面や下腹部、関節部への攻撃が中心となるため安全のため来場された皆さんとの組手は辞退となったが演武後講師の先生方から「いい組手を見せていただき参考になりました」とのお言葉(社交辞令)をいただいたことが嬉しい。

本場の先生方から見れば私の空手など児戯に等しいだろうが常に研究を怠らない姿勢には頭が下がる思いである。前日の懇親会でうかがった「本来沖縄での空手稽古は相互に自宅を訪ね、型を通じて技術を交流するものだった。謝礼は農作物や酒などの質素なもの。本来の空手稽古のスタイルを再現したい」とのお言葉を思い出した。伝統を守ることと排他性はイコールではない。

講義いただいた先生方、招待いただいた上地流S先生、ありがとうございました。

191020 セミナー写真当会演武  沖縄拳法空手道協会副会長 喜屋武徹先生提供

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敬天愛人アマチュア大会観戦と手合わせ稽古会



5月のある日、格闘家の菊野克紀選手からメールが。6月16日(日)に東京都内で「敬天愛人アマチュア大会および手合わせ稽古会」を実行するとのこと。

東京は遠いかな、とも思っていたところなんとその日は偶然当会東京稽古会の指導が決定。午前の試合観戦は無理だが午後からの試合観戦、および夕刻の手合わせ稽古会は参加可能、これはもう行くしかない。

手合わせ稽古会は大阪では過去2回参加しているが東京はもちろん今回が初参加。大気拳(澤井先生直系)、数見道場(心道流のサンチンを基本に取り入れている)、CACC (キャッチアズキャッチキャン、関節技ありのレスリング)等々、在京ならではの方々と貴重な組手を経験させていただいた。また今回嬉しかったのは私同様50代アラ還現役の方々が少なからずおられたこと。自分も元気なジジィを目指しまだまだ稽古精進せねばと思わされた。

いつもながら手合せ稽古会は風景がいい、1回のドツキ合いで何年もの僚友のような感触がするのは何故だろう。大会、稽古会、懇親会すべてが楽しく充実した1日だった。菊野さん、お相手いただいた皆さん、ありがとうございました。



型だけを教わっても技術は伝承できない



本日の稽古、私の出自(心道流空手)の系統の流派を稽古した方の体験参加があった。
型の順序や約束組手のパターンは覚えておられたが「分解組手ではしっかり両手を使って」という心道流の基本を教わっていなかったことは驚きだった。私が入門したころは稽古のたびに「なんだ、片手はいらんのか。だったらこの刀で切り落とすか」などと言われたものだった。

型の順序はDVDやYOUTUBEで習得可能だが口伝指導を受けないと意味がない。空手をする人はそれなりの闘争心を持っているはずだ。「型があるからなんとなく素晴らしい」で満足できるのだろうか。

3月10日 手合わせ稽古会

多くの古武道では型を練り、約束稽古で動きを精妙にする。それはそれで素晴らしいものであるが多くの稽古生は一抹の不安を持っている - 
「こういった稽古だけで鍛え上げた現代格闘技のファイターと戦えるのか?」

普通の才能でこの問題を克服するには通常組手経験を積むしかないだろう。初心のうちは安全のため道場内部で制約を多く設けた組手をせざるを得ない。しかし徐々にレベルが上がれば外部のレベルがどの程度なのか、興味を持つのが自然な感情だ。




10日の午後はプロ格闘家の菊野克紀選手主宰「手合わせ稽古会」に参加。昨年7月に続き2回目だ。試合のない流派では外部一流ファイターとの組手を経験できる機会は少ない。手合わせ稽古会はその数少ない機会。空道やフルコン空手など各流派の選手権上位クラスがゴロゴロ参加している。セーブしているとはいえトップ格闘家のパワー、スピードに接することができる好機である。

ルールは一応顔面はライトコンタクト。時として強打が入ることもあるが険悪にならない空気がこの稽古会にはある。お互い悪意はなく、打たれた自分の未熟さもわかる。欠点を克服するための参加だ。何より主宰者である菊野選手の人徳が激しい組手でも終了後はお互い自然な笑顔で頭を下げ、握手させる。

菊野さん、組手のお相手をいただいた皆さん、ありがとうございました。
しかしタダモノではない人たちの「当たり」は半端ない・・・本日身体の節々が痛むわい(汗)

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外部との交流

一部会員たちにはかなり技量の向上が見られたので機会あれば積極的に外部との交流を推奨している。

同じ指導者に教わり、同じ道場生どうしで稽古を続けるとある程度のマンネリ化は避けられない。ゲーム的な要素の強い稽古事だと勝敗・点数化などで興味を維持できるだろうが型や約束稽古が中心だと自身の向上が他流、他道場、他の格闘技等と比べてどの程度なのかわかりづらい。なんらかのかたちで確認したくなるのが自然な感情だろう。

一部には外部との交流を厳しく制限し、稽古性には外部のセミナー等を受講しただけで退会推奨する道場もある。もちろん初心のうちから多くの技法をかじって喜ぶのは単なるマニアだるが有段者ともなれば他を研究する姿勢がむしろ不可欠。それすら否定すれば時代が下がるほどその道場のレベルが低下するのではないかと思う。

会としても今年は初の一般対象の体験会、他道場との交流、ゲストを招聘しての稽古、心道流空手後輩との意見交換など、いわば開国元年ともいう年だった。来年も有意の方たちとは積極的に交流を持ちたく思っている。
プロフィール

古流修行者

Author:古流修行者
大阪、三木で沖縄空手を指導しています。東京稽古会も活動中。型で身体を創り、組手に活用します。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

武道上達法研究会 古伝沖縄空手指導日誌

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