FC2ブログ

型を覚えること、型の順序を覚えること

一昔前と比べると空手の型について関心を持たれる方が増えてきたことは嬉しいことだ。しかし一方で型不要論もいまだに根強い。寸止め系の学校のクラブなどでは型の選手と組手の選手は練習形態すらはっきり別にしているとも聞く。
誤解されやすい理由は「型の順番」をマスターすることと「型」をマスターすることとが混同されてしまっていることだ。多くの流派が昇段審査などで型を義務付けている。型の順番を空手人の教養として覚えることはそれなりに意義のあることだ。しかし型そのもので演武者に優越をつけるためには審査する側も型そのものを本当に理解している必要があるのだ。
私が教わった沖縄空手の型は五つしかない。順番は完全にマスターしている。型を完全にマスターしている、というほどの傲岸不遜さは持ち合わせていない。
スポンサーサイト

レバーブロー

フルコン空手と平行している会員が近く試合に出るというので昨日、今日と練習に接近戦からのレバー打ちを加えてみた。顔面ありのルールだと使いづらい技だが用法を覚えるといわゆる極真ルールでは有効な技だ。
あくまで古流の突きの応用としてのレバーブローであり、特徴としては

1)肩、肘は脱力する
2)押し込むような打ち方でなく、肘から先全体が短く突き刺さるように打つ
3)腰は回転させない

といったところだろうか。沖縄空手のおもしろいところは型でしっかり身体を練っておけばルールの中での応用にもすぐ展開できるところだ。

連打の防御

いわゆる伝統派空手の約束組手に三本組手がある。相手がワン・ツー・スリーを打ってくるのをこちらも三回続けて受け技を出す、というものだ。
演武会などでスピーディに表演すると素人には感心されることしきりである。ただ、残念ながら約束組手としての習得が難しいわりには自由な攻撃には役に立たない、というのが実情だ(寸止め試合でもかまわないので実際に相手の連打を受け技の連続で防御した、という実例があれば教えていただきたい)。もちろん当会ではこのような稽古は行っていない。
相手の右、左とくる攻撃技を左、右と受け技を続けて出して防御する、という意識は自らを受けにまわらせているのだ。実際には最初の一打を完全に無効化してしまい、二の手をださせないことが重要。逆に言えば二の手を出させてしまう段階で勝率は大幅に下がっていると思わなければならない。
プロフィール

古流修行者

Author:古流修行者
大阪、三木で沖縄空手を指導しています。東京稽古会も活動中。型で身体を創り、組手に活用します。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

武道上達法研究会 古伝沖縄空手指導日誌

FC2Blog Ranking

アクセスランキング
アクセスランキングに参加しています。ご来場いただいた方は上のバナーをクリックいただければ嬉しいです。
[ジャンルランキング]
スポーツ
702位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
格闘技
53位
アクセスランキングを見る>>
カテゴリ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
QRコード
QR
検索フォーム
おすすめ本・DVDなど
Twitter
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

フリーエリア