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稽古と体調

日曜の稽古ではS君が疲れきった表情で参加してきた。なんでも仕事で徹夜してそのまま稽古にきたのだとか。
徹夜仕事など極力避けるべきだがやむをえないこともあろう。そのような状態で参加したS君の心意気やよし。やはりウィルス性腸炎が治ったばかりのO君と組ませ、姿勢のチェックをテーマとした稽古を行った。
健康面からも常に体調はベストとするのが理想だが社会人ともなればそうはいくまい。体調が悪いときには体調が悪いなりの稽古法がある。著しくコンディションが悪いときにパワーアップの稽古は避けるべきだが体調が悪いからこそ自分の姿勢の欠点が良く理解できるということもある。
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クーサンクーの蹴り技

前蹴りは威力のある技だが単調な蹴りではブロックされやすい。クーサンクーの型では至近距離から相手の死角をつき、脇腹の急所に入る蹴り方を教えている。さらに、もし蹴りがきかなかったさいに裏拳で追い込む方法も稽古させている。基本分解では型そのままに寄り足をするが応用では寄り足をしなくとも蹴りと裏拳で上、中、下を連続攻撃することも可能だし、投げ技や関節技にも連絡できる。
当会最高齢のFさんは前蹴りが得意だ。空手歴3年ほど、しかも週一回の稽古でこれほど鋭い蹴りを取得できた人は稀だろう。先週、今週とクーサンクーの分解を詳しく説明したのだが「Fさんには教えないでくださいよ、ただでも強烈な蹴りが型どおりに入ったら・・・」と他の生徒の顔が引きつっていた。

触覚としての手

当会会員にも自由組手のときに手を高くあげ、顔面を守る位置にかまえるものが少なくない。それはこれまで学んだ流派の特徴の一つであり、結構なことなのだが多くの場合手が単に「防具」となっている。それらの流派も創始された先生は手は固めるばかりでなく、柔らかく使うこともできることを著書等で強調されているのだが、その孫弟子、ひ孫弟子くらいになると少なからぬ方が腕を単なるブロックとして使っているようだ。
折角自由に動き、しかも繊細な知覚すら持てる「手」という道具を持ち、さらに型を通じてその触覚も威力も鍛えているのだから手の持つ機能を存分に活かした組手を行わせたい。

居付かない

先日の稽古でいわゆる伝統空手出身のS君に自由組手の指導をした。
型や約束組手はかなり柔らかく動けるようになってきたのだが、学生空手特有の強く片手ではじくような受け技を学生時代に毎日稽古していたせいか、自由組手になると相手の突きを「しっかり」受けようとしてしまっている。相手が単発ならこれでもなんとかなるかも知れないが、連打には対処できない。いわゆる居付いた受けになってしまっている。
攻撃の際には連打が大事だと教えている。逆に言えば防御は相手が連打で攻めてくることを前提に稽古を考えなければならないということだ。フットワークでかわせばいい、という考えもあるが多くの場合手が居付いている人は多くの場合足も居付いている。いくら遠い間合いで飛び跳ねてもお互いの拳足が当たる状態のときに手足が居付いてしまっては意味がない。
プロフィール

古流修行者

Author:古流修行者
大阪、尼崎で沖縄空手を指導しています。また三木市稽古会も発足しました。型で身体と動きを創ることを中心としています。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

武道上達法研究会 古伝沖縄空手指導日誌

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