FC2ブログ

再び、姿勢

会員歴二年のE君は鍼灸師。週二回の稽古によほどのことがないかぎり毎週出席している。稽古熱心は空手を追及する想いもさることながら「ここに来てから患者さんの身体の歪みが随分とはっきり見えるようになったのです。本業の参考にもなります」との理由もあるとのこと。

介護士のO君は会員歴一年。入会時、多忙な中で腰痛持ちの自分にできるか不安があったという。たしかに入会時の姿勢の悪さが人一倍目立っていたし、本人も入会後しばらくは稽古直後の腰が異常に重く、不安が残っていたという。一年が過ぎた今、サンチンの姿勢がよくなるのと平行して腰痛は感じなくなってきている。O君曰く
「腰はいつの間にかよくなりました。それに自分の姿勢の悪い部分がわかるようになったので悪い姿勢にならないよう意識しています」。

ほとんどの会員が入会後一年くらいで「背が伸びた」「大きく見えるようになった」という感想を持つ。もちろん成人してから身長などそう伸びるものではないのだが腰から背中の線が矯正されてくるとずいぶん周囲へ与える印象も変わってくる。もちろん、姿勢が良くなることは自分自身の視線も変える。
スポンサーサイト

組手時の意識

今日の自由組手では他流と平行して稽古しているW君がいい動きをしていた。
入会して1年がすぎ、顔面の攻防に慣れてきたこともあるがそれ以上に自然に前に出る組手に変わってきたことが大きい。
以前は組手の際に「相手のサイドポジションをとってやろう」という意識が強く出ていた。それがいわば意識の上でのテレホン攻撃となってしまい、結果的に相手のサイドに回り込むはずが自分のほうがさばかれてしまうケースが少なくなかった。
相手のサイド、あるいは背後に回りこめれば非常に有利だ。しかし極端な力量差がないにもかかわらず最初から「回り込む」意識を出しすぎるとその意識を持つこと自体が自分の隙となる危うさがある。

テーマ : 空手
ジャンル : スポーツ

空手超バカ一代

空手超バカ一代 (Bunshun Paperbacks)
石井 和義
文藝春秋

このアイテムの詳細を見る


正道会館元館長、というよりK−1総帥の石井館長の著書。
正道会館急成長に関する核心部分については触れていないものの、従来の綺麗ごとばかりの空手家の著書と比べると非常に軽いノリで読めてしまう本である。空手、格闘技を「する」側にも「見るだけ」側でも楽しめる本だ。
私の習った沖縄空手の流派には芦原会館OBも何名か在籍していた。芦原館長が亡くなられたとき先生は「芦原先生には一度お会いしたかった」と言っておられた。本書中の芦原先生のエピソードなどは私の先生にそっくり。「天才とは常人と違う感性をもっているものであり・・(54ページ)」とのくだりにはまったく同意してしまう。

ナイフ捕り(徒手体術への応用)

いつもは素手(拳や手刀)で行っている肘関節の極めを今日の稽古では受け(肘関節をとられるほう)にナイフをもたせた状態で行ってみたところ短時間で皆の動きがよくなってきた。肘の極め方自体は柔道でいう腕がらみ、戸隠流忍法体術でいう鬼砕きなどと同様の捕り方であり、特殊なものではない。
(動画は戸隠流「鬼砕き」)





さて、ある程度実戦を想定した稽古だと腕を極めるだけでは意味がない。腕を極めるためにこちらは二本の手を両方使わねばならないが相手の腕は一本しか極められないことに留意されたい。相手の腕だけでなく胴体まで制することが必要である。
いつもこのことは稽古で強調しているが、相手の肘を極める(痛める)ことに意識をとられてしまい肝心の体を制することまで気が向かないものが少なくない。
相手の右腕だけを極めてもナイフを左手に持ち替えられるだけで簡単に反撃される。胴体まで制することができればそのリスクが大幅に軽減される。「持ち替えたナイフで反撃される」という意識があるだけで動きが変わるのだ。


プロフィール

古流修行者

Author:古流修行者
大阪、尼崎で沖縄空手を指導しています。また三木市稽古会も発足しました。型で身体と動きを創ることを中心としています。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

武道上達法研究会 古伝沖縄空手指導日誌

FC2Blog Ranking

アクセスランキング
アクセスランキングに参加しています。ご来場いただいた方は上のバナーをクリックいただければ嬉しいです。
[ジャンルランキング]
スポーツ
717位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
格闘技
56位
アクセスランキングを見る>>
カテゴリ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
QRコード
QR
検索フォーム
おすすめ本・DVDなど
Twitter
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

フリーエリア