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型で稽古する

月刊 秘伝 2010年 01月号 [雑誌]

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今販売している「秘伝」誌は沖縄空手(首里手)の特集。記事中で今野敏師範(空手道今野塾)が「沖縄空手は型「を」稽古するのではない、型「で」稽古するのだ」といった趣旨の発言をされていた。

流石に文筆業をされているだけあって沖縄空手の特徴を簡潔に言い表している。型と空手の稽古は不可分だ。

入会後一年くらいでほとんどの会員は拳を締める力が別人のように強くなり、また姿勢が安定して倒されにくくなる。型での稽古による力強さの一例だ。
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バット折り

大学時代のフルコン空手のクラブでは新入部員勧誘のためなどにときどき演武会を行った。当時の空手の演武会といえば試し割りがメインイベントだ。

空手をはじめて間もないころ、主将がバットを折るのを見て「スゴイ!」と感じた。私自身も3年生になるころには演武会でバット折りを行うようになった。当時は試し割用のバットなどないから運動具店で圧縮バットを買ってきてインチキでないよう観衆に触らせ、面前で保護シートはがした後に前蹴りで折るのである。

先日忘年会でこの話をすると会員が
「本物の圧縮バットを折られたんですか、スゴイです!」
と変なところで感心するので
「圧縮バットのほうが適度な硬さがあってむしろ折りやすいんや」
と応えておいた。

昔は試し割の醍醐味にひかれて空手をはじめる青年は少なくなかった。しかし最初は「スゴイ!」と思っても徐々に慣れてくるものであるし瓦やバットを破壊できても人体の壊し方がまた異なることがわかるまでに時間はかからない。陳腐化する前にいち早く試し割のテクニックをフルコンタクトKARTE誌上で公開した石井館長はさすがだった。

忘年会

昨日の稽古後は忘年会。今年は新メンバーも増え、稽古も忘年会も年々充実してきている。

会員から「今年も進歩が大きかったです」と聞かされるのでこちらも期限がよくなってしまい、ついつい飲みすぎてしまう。年のはじめにはできなかったことが年の瀬には可能になっている。来年はさらに上達が見込めるから稽古にくるのも励みになる。いくら稽古しても上達が確認できないのではモチベーションも薄れよう。

会員諸氏から来年の忘年会後にまた「今年も上達した!」と感想が聞けることを楽しみにしている。

型の難しさ

U君は伝統空手の二段で入会3ヵ月。
曰く「当初はサンチンの型を家で10回くらい楽にできたのですが最近は5回くらいで随分疲れるのです」。

入会後1年半が過ぎたO君は
「型をやってみて少し前まではかなりできてきたな、という感じがあったのですがこのところまだまだ型ができていないことにこのところ気がつくのです。やればやるほど難しくなるような気がしています」
とのこと。

型は順番を覚えるだけならば簡単、記憶力だけの問題である。

順番でなく、型の内面を難しく感じるようになってきている、という段階は実は伸びている証拠である。自分のできていない部分がわかるようになってきているということだ。もちろん自分のイメージどおりの型ができるようになればさらに1ステップの上昇だ。そしてイメージどおりに動けるようになったところから別の段階の難しさが出てくる。
プロフィール

古流修行者

Author:古流修行者
大阪、三木で沖縄空手を指導しています。東京稽古会も活動中。型で身体を創り、組手に活用します。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

武道上達法研究会 古伝沖縄空手指導日誌

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