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握力と指の力

NHKの番組で柔道金メダリストの座談会を見た。五輪三連覇の野村選手が「握力は平均以下、40キロ程度。柔道の力と握力は違う」と語っていたのが印象深かった。

野村選手が非力なわけはない。人間相手の握る力と握力計を相手にする力との違いと察する。

フルコン空手など、パワーを重視する流派を数年修行した人でも大胸筋や僧帽筋の発達にくらべると手首、上腕の力は一般人並みというケースも少なくない。しかし当てる組手であれば相手にもっともコンタクトする可能性の高いのは前腕である。

昔読んだ極真の蘆山先生の著書に「ひじから先を徹底的に鍛錬することが大切」と書かれていた記憶がある。単に前腕をパンプアップさせるだけならアームカールなどの単純な筋トレでも短期間で可能だろうが空手としての拳の力、握る力を鍛えるのは時間がかかる。
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自由組手の安全性と防具

当会では月に2−3度の頻度で稽古に自由組手を取り入れている。

強弱を決めたり、ましてや怪我をさせることが目的ではないので怪我の防止には極めて気をつかっている。ただし、特にグローブや防具などは用いていない。

あるとき、会員のМ君がヘッドギアを持ってきたので試しにつけさせたところ、バンバンといつもよりも頭部への打撃が容易に入ってしまう。かえって危険と判断し、外させた。ヘッドギアをつけているから打たれても平気だとM君も考えたわけではないだろうが、明らかにいつもより上段への意識が薄かった。

防具は怪我から身を守ってくれる便利なものだが、あくまで最後の安全は人間が守るものであることをあらためて感じたものである。

会員を継続させる努力とは

当会では初回参加は無料体験参加となっている。

このブログを読まれて体験される方が大半だがやはり文章と実体験ではイメージが異なることもあろうし、何より会の雰囲気や指導者の個性などは実際に会ってみないとわからない。
またモチベーションの低い会員の入会を抑制する効果もある。

体験、見学もなく問い合わせに対しいきなり入会を強制する道場もあるようだ。しかし入会者が道場の雰囲気に合わず、入会後短期間で退会するのは本人にも道場側にもマイナスだ(入会金徴収目的なら話は別だが)。また、道場によっては退会したがっている会員を軟禁状態にして会員登録を継続させるところもあるとか。

多くの道場で会員のやめる理由の大半は道場がつまらないからだろう(当たり前だな)。「辛くとも耐えることが尊いんだ」という説得も相手が成人の場合は道場稽古よりも仕事でもっと耐え難きを耐えているだろう。よって説得力ナシ。

会員数を維持する努力 − 当会は礼節、常識の欠ける人間を排除し、良質の稽古を続けること、それだけである。執拗な飲み会を押しつけることもない。今のところ20回以上出席した会員は全員継続しており、50回くらいの出席ののち自分の技や身体が質的に変わってくることを自覚するようになると稽古への興味が一層増すようだ。


テーマ : 武道
ジャンル : スポーツ

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古流修行者

Author:古流修行者
大阪、尼崎で沖縄空手を指導しています。また三木市稽古会も発足しました。型で身体と動きを創ることを中心としています。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

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