記事一覧

生活体力

どこで読んだのかは忘れてしまったが、あるスポーツの指導をされている方が「昔の日本人は日常生活で鍛えた体力、いわば生活体力とでも言うべきものを持っていたので大柄な西洋人と比しても戦えたのだ」といった文章を書かれており、興味深く読んだ記憶がある。交通機関やオートメーションの未発達が日常の労働の中で自然な体力を養成する。ウエイトトレーニングのように意図的に負荷をかけるものではないから少々ブランクがあって...

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消費者と稽古生

前回のブログにいつも投稿をくださる方からのコメントで少し思うことがあった。今でも日本独特の体育会的精神主義を利用して疑問のある行動(わざと使い物にならない技を伝授する、不当に何度も金銭を徴収する、など)をとるところもあるようだ。気楽に通える道場の増加はこのようなシステムがまかり通っていたことの反動かもしれない。フィットネスクラブなどは好きな時間に通え、多くの場合早朝から深夜までオープンしている。欠...

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100人中2、3人しか残らないのも問題だが・・・ (下)

(前回より)「月刊空手道」で読んだと記憶しているが故芦原英幸先生は「ウチの道場は入ってきた会員100人中2、3人しか残らなかった、というのは何の自慢にもならんのです。その2,3人はどこに行っても強くなれる人なんです。私はそれ以外の人物を強くすることを考えていました」といった内容を述べられていた。数多くの強豪を育てた方の言葉だけに重みがある。芦原先生の道場は先生の人気もあり、非常な盛況だったようだ。私が...

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100人中2、3人しか残らないのも問題だが・・・ (上)

私の沖縄空手の先生は大学空手の出身だった。「技術的にはたいして競技空手から得るものはなかった」と話されていたが先生の現役時は昭和40年代、学生武道の硬派イメージが強かった時代である。稽古は相当厳しいもので寸止めルールでも当てて倒すの当たり前。自由組手で失明した、腕を粉砕骨折して変形した人がいたなどといった話をしばしば伺った。日々の基礎練習も非常に厳しく基本練習、体力運動などは時間単位(前蹴りなら前蹴...

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しっかりした身体を創る

会員SS君がこのところずいぶん姿勢がよくなり、また腕や首まわりが太くなっている。もちろんウエイトや腕立て伏せといった筋トレの結果ではない。また体型にあらわれない場合でも入会半年くらいでほとんんどの会員が握力や足腰の粘りが著しく強くなることを実感している。華奢な人が偏った筋トレで鍛えた場合、大胸筋や上腕二頭筋が発達に比して肘から先が細く、指や掌も薄いアンバランスな身体となっているケースが少なくない。...

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続・蹴り技考

沖縄空手をはじめたとき、蹴り技の使い方について指導を受けた。手技で間合いを測り、とどめに威力のある蹴り技を使うのがよい、ということだった。通常はフルコン、寸止め空手とも間合いの保てる蹴り技で相手との距離を調整し、相手の隙をみて接近戦にもちこんだ後は器用に動かせる手技で極めてゆくケースが多い。スポーツ空手と逆なんですね、と質問する私に先生は「そうだ、安定性に欠ける蹴り技は多用しない。威力のある蹴り技...

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プロフィール

古流修行者

Author:古流修行者
大阪、尼崎で沖縄空手を指導しています。また東京稽古会も発足しました。型で身体と動きを創ることを中心としています。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

武道上達法研究会 古伝沖縄空手指導日誌

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