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東京稽古会 参加された方の感想

今年4月から東京稽古会がスタートおり、先日ブログで公開したところ早速体験参加の希望をいただきました。規模の拡大が目的ではありませんが稽古仲間が増えるのはうれしいことです。リーダ宛にいただいた体験参加時の感想を両氏了解のもと以下記載いたします。


Kさん(空手歴10年以上、沖縄空手、フルコン空手)

先日の体験稽古参加させていただきまして、
ありがとうございました。目から鱗がおちるような
経験でした。



Nさん(中国武術歴1年)

本日は有難うございました。
私は空手というか武術を長期間
習ったことはなく、勝手に想像して
いただけですが、想像以上に
イメ−ジしていたものと異なりました。

本日の内容は、これは難しい!ということは
わかりました。(笑)
(あたりまえですけど想像以上にという意味です)

正直なところもっと若いときにご縁があれば
と思いました。引き続きご指導お願いしたく思います。

Oさんの練習相手にもならず申し訳ないと
思いますが、よろしくお願いします。

ご面倒でも練習がある日は連絡お願いします。

できるだけ参加させていただきたいと思います。



Nさんの

これは難しい!ということはわかりました。

は多くの体験参加者が最初に感じることです。

たぶん参加10-20回目くらいまでは何が何やら
よくわからないままの稽古と思います(笑)

その時期を過ぎれば皆「わかる」ようになってきています。
「できる」にはまだ少し時間がかかります(私自身まだまだの
レベルですが)が、術理自体は特別スーパーマン的な人物でなく
とも可能なことが理解できるでしょう。

O君はじめ皆多忙な中、稽古時間を捻出するのはたいへんでしょうが
頑張ってください。
私も東京の稽古仲間に会えるのを楽しみにしています。


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テーマ : 武道
ジャンル : スポーツ

指導料が高いから優れた指導とは限らない

若い頃、中国拳法を習ったことがある。中国武術はイカサマなものも多いと聞くが私の教わった先生は本物の実力を持った実戦派の方だった。ただ、月謝は非常に高額だった上、やれTシャツだ、防具を買うことになったからカネを出せ、と費用のかかる教室だった。結局お金が続かず短期間で辞めてしまった。

否、高額でも指導が丁寧で出席のたびに上達が感じられればもう少し続いたかも知れない。しかし、比較的早期に「この先生はお金はしっかり取るけどマトモに教える気はないな」と感じたことも去った原因の一つだった。

中国武術が日本で紹介された当初、松田隆智氏などの著書に「日本武術と違い中国武術は師弟の絆、心のふれあいがないと教えてもらえない」と書かれていた。これを都合よく理解し「中国武術はカネは二の次、絆さえあれば最高の指導が受けられる」と誤解した人は少なくない。正しくは「お金はしっかり徴収するのは当たり前、その上で先生に継続して気に入られてはじめてマトモな指導が受けられますよ」といったところだろうか。中国とのビジネスが一般化した今日、この手の神話を信じる人は少なくなっているとは思うが。

中国武術に限らず、かなりの高額(団体指導で一人あたり1レッスン五千円以上)の指導料を取られている道場、会派は少なくない。不景気でもお金のある人は多いのだろう。高額の指導料が必ずしも悪いとは思わない。10倍のレッスン・フィーを払っても10倍の速度で上達できたり、通常では到達しないレベルまで自分を上げることができれば満足度はむしろ高くなる。高額を払っても難病が治療できるのならばある程度はやむを得ないのと同様だ。

さて、私の周囲にも以前の流派や各種セミナーなどでかなりの高額の指導料を払ってきた人たちがいる。成果は?と聞けば「うーん、取り立てて凄い技を習得したとかいうことは・・・」と言葉を濁すケースがほとんど。印象としては
「マスコミに登場してるんだから凄い・・・と思うので高いおカネを出せば自分も同じように凄くなれる・・・と思います」
感じたがっているようだった。将来の期待感を持たせて利益を継続させるのはビジネスとしては優れている。商売上手なのはアメリカナイズあるいは中国ナイズされた方々が多いように感じる。

指導料の多寡は先生の方針もあり、高額だからといって一概に非難するにはあたらない。しかし、最初からロクに教える気もないのに指導料ばかり高額なのはいかがなものだろう。

「ニーズに応えずに利益を上げれば、それは詐欺だ」フィリップ・コトラー(アメリカのマーケティング学者)


今見る「柔道一直線」

懐かしいドラマ、久しぶりにDVDで見た。近藤正臣が足でピアノを弾くシーンは有名だがそれ以外にも熱血爆笑シーンは続出、問答無用の強引な展開、荒唐無稽な必殺技は楽しめるのでついつい見てしまう。当時の小学生は二段投げや地獄車を同級生にかけて遊んだものだ。地獄車は自分の力だけでは相手を回転させられないので相手の協力が必要だった。相手の協力が必要な必殺技は今にして思えば柔道というよりプロレスだな。

柔道一直線から「右京の地獄車」

ところでこの柔道一直線、南郷継正著「武道の理論」ではまっさきに批判されている。技の進化を怠り、ある技が破られたときに基本に戻らずイージーに別の奇抜な技に走る → 基本の怠慢 ということだ。魔球や必殺技に特訓はつきものだがこのドラマの場合特訓により新しい技を開発するスパンが身近すぎるのだ。特にドラマ中盤までは簡単な特訓で必殺技が開発されたり、自分の弱点が数時間の思いつき的な特訓で克服され、強豪選手を打ち破るといった展開が続く。

当時の小学生も今ではアラフィフのオッサン。南郷継正先生、あなたは偉い。懸念された通り、イージーな鍛練で必殺技を身につけようとした子供たちが今では思いつきと精神論しか能のない体育会系マネージャとして日本経済を地盤沈下させています。




テーマ : 武道
ジャンル : スポーツ

サンチン - 締めることの難しさ

サンチンの型は身体、特に腕を「締める」ことに特徴がある。

よくある間違いが「締める」ことと「固める」ことを混同してしまうことだ。もちろん締めれば腕はカチカチに固まるのであるが単に腕を固めるだけならば筋トレでも可能だ。

沖縄空手の先生には「サンチンは力を抜け、とにかく力を抜け」と指導された。先生の腕はサンチンのときにまるで鋼鉄のように締まるので当時は戸惑ったものだった。

初心者がサンチンで締めようとするとどうしても力が入ってしまう。それならばしばらくの間「締める」ことは放棄しても正しい型を覚え、力を抜いて繰り返す。そうすることにより自然に締まってくるし、突きと呼吸も合ってくる。

簡単なことのように思えるかも知れない。しかし、道場に通っても正しい姿勢をとれるようになるまでには時間がかかる。簡単なようで難しい。指導者が教える気のない場合など尚更だ。まして本やDVDで順番だけ覚えての独習など不可能に近い。

筋力で固めるのは簡単だがそれならサンチンをする意味がない。姿勢、呼吸で締めることにサンチンの稽古の意味がある。

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応用型の習得 - 型の稽古時に相手を想定「しない」こと

入会半年くらいがすぎたT君、F君に応用型「クーサンクー(公昭君)」を教えはじめている。

SA3A0032.jpgクーサンクー、猫足立ち、蹴り、手刀打ちなどを多用する型


サンチン、ナイハンチに比べると格段に長い型で両君とも覚えるのに手間取っている様子だが流派によってはスーパーリンペーや四十八式太極拳のようにもっと長い型もある。当会では型の順序を覚えるのは五つの型しかない。最初は難儀かも知れないが順序はそれほど難しくないことがすぐに理解してもらえると思う。

このブログでも繰り返し述べているが大事なのは順序よりも内容だ。当会でもサンチンやナイハンチはそれなりにサマになっているのに応用型になるととたんに崩れるものがいる。

応用型はサンチン、ナイハンチに比べるとかなり技が具体的に「見える」。そこからいろいろ考えて「この手刀はこうすれば早く触れる、この蹴りはこうすれば効く」とつい考え、分解組手(約束組手)の派手さに気持ちが向いてしまうのかも知れない。実際は応用型といえどもそのままのカタチで組手に使えるものではなく、あくまで動作の原理を身体に覚えさせているにすぎない。私も先生からサンチン、ナイハンチ以外の分解組手は数えるほどしか習わなかった。型がある程度身につけば組手の技はいくらでも創出できる、いや、自然に身体から出てくる。

応用型を習得するコツは
1)サンチン、ナイハンチを身体に覚えこませること
2)力の入れ方、抜き方もナイハンチを参考にする。すなわちボディビル的な力を捨てること。特に肩やヒザに力が入りやすい
3)動作をあわてないこと
といったところであるが、さらに付け加えれば

4)特に初心のうちに相手を想定「しない」こと。

が付け加えられる。応用型といえども型は実戦の雛形ではないからだ。

テーマ : 空手
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なぜサンチンの突きは力を抜いて突くのか

沖縄空手の先生のサンチンは柔らかさの中にも力があり、胴は大木のように安定し、突ききった後の拳は鉄球のごとく固かった。

世間一般の型の解釈で多く見られるのが
「サンチンは鍛錬型だ。だったらガチガチに力を入れなければ」
といった感じのサンチンだ。

鍛錬と筋トレは別モノである。

先生は
「サンチンは柔の型。力の抜き方を覚える」
と仰っていた。

なぜ、サンチンはゆっくり突くか?

素早く突くと筋力からくるスポーツ的なスピードでごまかせる。サンチンはゆっくり突くので内面をごまかしにくい。

サンチンのユックリズムが理解できれば初心者レベルから一歩前進したことの証ともいえる。

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プロフィール

古流修行者

Author:古流修行者
大阪、三木で沖縄空手を指導しています。東京稽古会も活動中。型で身体を創り、組手に活用します。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

武道上達法研究会 古伝沖縄空手指導日誌

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