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二段蹴り 

型「クーサンクー」などでは前蹴りが多用される。

前蹴りの応用技として二段蹴りがある。私の空手の先生の先生(流派の創始者)は小柄な方で二段蹴りが得意技だったという。相手の前足の膝に片足をのせた状態から相手の顎などに蹴り込む技だったとか。中国武術でいう二起脚に近いものだったようだ。

二起脚二起脚「中国武術・秘伝必殺鉄砂掌」より

私の先生も以前はよく二段蹴りを示してくださった。先生は横に広く、一見パワーファイターと見られる体型だったがお若い頃は二段蹴りや回転技も軽快にこなされていた。沖縄空手のほか日本空手協会黄金時代の有段者でもある先生は若い頃はかなり跳び技も稽古されたようだった。綺麗な跳び足刀のをされている写真も拝見したことがある。

二段蹴りといえばマス大山(あくまで漫画の中の)がムエタイやサバット相手に繰り出した「同じ足での二段蹴り(できる人がいたのだろうか?)」を想像される人もいるだろうが沖縄空手の二段蹴りは左右の脚で交互に蹴る。

左右の足を交互に出すのは人間のもっとも自然な運動、「歩行」「走行」の延長戦だ。自由組手で使うのは身軽なものでないと難しいと思うが、型としては自然な動きの延長だから技としてはそれほど難しいものではない。ポイントとしては腰をしゃくらないこと、また「ジャンプ」という意識を極力持たないことだろうか。






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フルコン空手の型審査

以前のブログで紹介したフルコン空手経験者のY君はその後入会。小柄で多忙な身であるが熱心さがみられるので今後に期待している。

さて、Y君、当会に興味を持った理由の一つに「フルコン空手やってたとき型はほとんど稽古しませんでした。空手と名のつくものをやって型も満足に知らないとはずかしい思いがしたものですから・・・」ということがあるという。

私がフルコン空手をしていた時代は型に興味を示すものは変人扱いされたものだ。時代は変わる。

当時、昇級、昇段審査で型は一応行ったが本番では「忘れました」と言えばさりげなく先輩が前で見本を示し、なんとか順番をフォローすれば型は全員合格だった。あるときの審査では先輩たちは列の半分づつが見事に正反対の動作をしていた。前に立つ者の動作を皆真似るので列の最前が間違えると後の列も全員間違えるのだ。

以下、このブログを愛読されるフルコン空手の現役選手に空バカ世代の老婆心。

「こんな型があるんだ」ということを教養として知っておくのは空手人として悪くない。しかし型が大事なんだ、と本気で思っているのならば型「で」稽古できるレベルまで型を追求する必要がある。もしそれを具体的に示してくれる指導者が近くにいないのであれば型は審査前に順番を復習する程度にしたほうが無難。型に費やす時間は組手や体力運動、サンドバックなどに使ったほうがいいのでは?

テーマ : 空手
ジャンル : スポーツ

What is Coaching?―今、コーチに求められるもの

女子柔道の岡田監督が選手に恒常的にパワハラを行っていたという。全柔連の事なかれ主義に見切りをつけJOCに直訴した選手達の勇気は称賛されるべきだ。主観的には指導者は善意、熱意でやったのだろうが選手の多くに支持されていなかったことは信頼関係なぞ皆無だったことが察せられる。彼女らを従わせていたのは「ここで監督の期限を損ねたら選考等で冷遇される」という恐怖心だけだったのだろう。本件が昔の実績だけでふんぞりかえるオッサン達(スポーツ界に限らず)が少しでも駆逐される好機となることを祈る。

さて、日本にはなぜか「スポーツは苦しんで行うべきだ」という不思議な習慣がある(中国や韓国、北朝鮮などではもっと極端なようだが)。もちろん苦しんでも結果が出るのなら結構だがただ怒鳴りつけ、選手を疲れさせるだけが取り柄のコーチは少なくない。

「What is Coaching?―今、コーチに求められるもの」は著者の自伝的な要素もある。少年時代は楽しかった野球が中学以降義務的な練習となり、愉しめなくなっただけでなく無理な投げ込みで肩を壊してしまったことなども紹介されている。結果として選手として大成できなかった経験がコンディショニングを専門的に研究するきっかけとなったとのこと。選手を大事にする名監督たちや練習を楽しむキューバ野球の紹介なども興味深い。

テーマ : 武道
ジャンル : スポーツ

プロフィール

古流修行者

Author:古流修行者
大阪、尼崎で沖縄空手を指導しています。また三木市稽古会も発足しました。型で身体と動きを創ることを中心としています。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

武道上達法研究会 古伝沖縄空手指導日誌

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