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体育会系オヤジは思いつきでモノを言う

私の知る中小企業の二代目経営者が突然「これからのビジネスはフェイスブックを活用するんだ!」と言い出した。

あれ?このじいさん、ついこの間まで「近頃のヤツらは冷暖房の効いた事務所でチョコマカとパソコン叩いてたら仕事した気になっとる。商売の成果は流した汗じゃ!営業やったら成果は履きつぶした靴の数に比例するんや!」とか言ってなかったか? 

話してみるとフェイスブックがどのようなものかさっぱりわかっていなかった。どうやら商売仲間から聞いた話をそのままコピーして周囲に説教しているらしい。そういえばこのおっちゃんは数年前にも「これからはイー・ビジネスの時代だ!」とか言いだして大金はたいて電子市場に登録していた。もちろんまったく活用できておらず、この人が二代目になってから会社は傾きっぱなしである。

何かに似ているなぁ、と思っていたが数年前に型や古武術が格闘技界でブームになったときにそれまでウエイトやサンドバックに熱心だったセンセイ方が突然「真の空手は型の中にある」とか言いだしたことを思い出した。

型はもちろん伝統的な稽古法だがブームとしては新しい。ブームになれば商業的に利用されるのは世の宿命だ。伝統的な稽古法を見直すことはすばらしい。しかし、型という名前だけのつくものをそのまま取り入れただけでは多くの場合徒労に終わってしまう。型は正しい型を知らねばならないし、さらにその活用方法(鍛練法や用法など)を知らねばならない。魔法の杖ではないのだ。

形骸化した型だけを稽古して悦にいっている武道指導者はSNSさえはじめれば売上大幅アップ!と錯覚している化石ビジネスマンを笑えない。

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若い時期のトレーニング

ある中国武術家(日本人)の伝記を読んだ。この方とは面識がある。若い頃はかなりスポーツ空手でキツイ稽古をされたとのことである。そして以下のような内容が書かれたいた。

-もし今若い頃の自分に出会えるとしたら「そんなこと(ハードなスポーツトレ-にング)は無駄だからやめなさい」とアドバイスしたい。

この人は確かに実力者だったし、この言葉も偽りの気持ちを述べたのではないと思う。運動クラブのトレーニングがベストとは思わない、というより弊害が多いと私も思うし、著名な先生方の多くも否定的だ。高校くらいだと生徒の身体を壊してよろこんでいる阿呆な指導者も少なくない。

ただ、ベストではないというだけで体育会式のハードトレーニングを否定するのであるならばそれに代わるトレーニングを紹介するのは指導者の責任だ。体育会式ハードトレーニングではないトレーニングで弟子を育成して証明する必要があると思う。立ち方や歩法「だけ」を月2回程度指導するだけで普通の稽古生がハードトレーニングを積んだファイターと同等の実力を持てるのならばトレーニングの革命とも言えるだろう。

私が大学時代の自分にアドバイスすれば以下のようなものになるだろう。

- 明日の仕事や家庭の事情を気にせずガンガントレーニングできる時期は今しかないぞ!徹底的にパワーとスタミナを鍛えろ!もっとスパーリングをやれ! 







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ストレッチと柔らかさ

「柔らかい動きをしろ」とか「ヒザを柔らかく使え」といった指導を受けた人は多いだろう。武道、伝統武術、スポーツ、古典芸能などジャンルを問わず指摘されると思う。

さて、「動きが固いぞ!」という指摘を受けてストレッチを念入りに行うケースがある。バレエや新体操のように柔らかさが大きな要素を占めるスポーツ等の場合はそれでいいと思う。しかし、武術は動きは普通の人間の動きで対処する(しなければならない)技術がほとんどだ。ストレッチはそれほど重視しない。身体は柔らかいに越したことはないが足を高く上げることよりも優先度が高いトレーニングはいくらでもある。

いくら股関節が柔軟でも腰や膝に不要な力が入っていれば柔らかさの欠けた動きとなる。ちなみに当会では入会時に身体の柔らかい新入会員は何人かいたが動きの柔らかい新入会員は一人だけだった。

「身体が固い」ことと「身体の動きが固い」ことは別物だ。

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新入会員 - 身体を動かす、ということ

昨年の12月から今年の1月にかけて新人ラッシュ(当会にしては)という時期がありその2カ月で4名の新入会員があった。

そのすべてが他流派の経験者。体験参加時はこれまでとあまりに違う稽古方法に戸惑いを見せていたが出席回数が10回前後となるとかなり慣れも出てきたようだ。重心もかなり下がるようになっており、少しづつではあるが足腰も安定してきている。一つ一つの稽古法(力を抜く稽古、ハラの鍛練法など)の意味は理解できてきているので次の段階として自分の身体を自分の思い通りに動かせるようになることだ。

「自分の身体を自分の思い通りに動かす?簡単じゃないか?」と思われる読者諸賢もおられるだろう。しかし実際稽古を進めれば如何に自分の身体が自分の思い通りに動かないのかが理解できる。これまでに使わなかった神経やインナーマッスルを鍛える、と言いかえればよいだろうか・・・

新入会員の一人は理学療法士。日頃は患者さんにリハビリ指導を行っているのだが曰く、

「身体が思うように動かないことがもどかしいです、この会に入って患者さんの気持ちがわかりました・・・」

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プロフィール

古流修行者

Author:古流修行者
大阪、三木で沖縄空手を指導しています。東京稽古会も活動中。型で身体を創り、組手に活用します。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

武道上達法研究会 古伝沖縄空手指導日誌

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