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稽古雑感(5月26日) - 東京稽古会初指導

26日(日曜)午前の稽古は参加予定者は古参会員ばかり。少しハードな稽古プログラムを予定していたが指導助手のSS君は事故で足を負傷、小柄ながらハードパンチャーのE君も体調不良。結果的に通常よりセーブした稽古内容となった。

元気者のE君だがこの日はまったく右手に力が入らない。稽古途中でいよいよ嘔吐しそうな雰囲気となったので稽古を中断、足の血行循環促進といくつかのツボマッサージ、少し体調が戻ったところで補助を入れ矯正しながらサンチンを行わせ、また少し休憩。10分ほどの休憩で見違えるほど体調が回復し、腕もしっかりしまった拳が復活。型の力で全身の細胞が活性化して健康増進!というのもありえなくもないもんなんだな、と感じた。

午前の稽古を終え、駆け足で昼食ののち東京稽古会での初指導のため新幹線で東京まで。

もより駅の武蔵小杉に着くと東京稽古会リーダーのO君が出迎え。まだ日の浅い会員たちには初歩レベルの稽古(力の抜き方)を中心に指導。ただのフヌケと脱力との違いは理解してもらえただろうか。他流経験者ということで力は強いが「固める」強さのため方向が変わると急激に身体、腕がもろくなる。まずは型を正しく行うことで身体の中心からの力を意識すること。東京稽古会の新入会員諸氏はO君や今年から東京転勤となったU君の力と身体の使い方をしっかり学習してもらいたい。最初は戸惑いも多いだろうが先輩会員たちも言うように20回くらいの出席でかなり私や先輩会員達の指導内容が理解できてくるはずだ。

夜は川崎で懇親会。やはり稽古で腕を合わせたあとだとコミュニケーションもとりやすい。終電ぎりぎりまで楽しい宴会となった。指導上手のO君のもと東京稽古会が発展し、本会にも刺激を与えてくれることを期待している。
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テーマ : 空手
ジャンル : スポーツ

反復練習

当会での稽古は型を行う。そして型の補助運動として検証のための約束組手的な対人稽古を行う。相手に突きを出させ腕受け(内受け)やトラグチ(回し受け)などで受ける動作である。

スポーツ的な練習方法を強くインプットされた方はこの稽古方法が理解できないことがあるようだ。腕受けや手刀受け、回し受けなどは自由組手でも本当の実戦においてもまず使わないし、使えない。使えない技をなぜ稽古するんだ、というわけである。

一般的な格闘技の練習ならスパーリングで使用する技を反復練習することがメインだ。柔道の「投げ込み」「打ち込み」などが典型だが反復練習によりスパーリングで使う動きを身体に覚えさせ、筋力と条件反射を向上させる。

この方法は練習をパターン化しやすく、誰でも努力すれば一定の技術が習得しやすいという長所がある。その一方でパターンからはずれた攻防への対処が難しく、先天的な体格・体力や運動能力に依存してしまう短所もある。

伝統的な稽古法は
1)身体の質を変え、
2)動きの質を変える
ことが稽古のメインだ。
一見単純なパンチや攻防パターンのの反復練習の形式をとるのは方便でしかない。

たとえば一部で批判される「空手式基本の突き」も実戦技でなく動きの質を変える稽古であると考えれば稽古の見方も変わってくるだろう。逆に言えばある程度身体の質が変われば稽古内容も次の段階に進める必要はあるが。





テーマ : 武道
ジャンル : スポーツ

同じ技が弟子にいつまでもかかる、ということ

入会当初、簡単に投げたり、抑え込めたりできた会員諸氏も1-2年すればだんだん技に対して抵抗力が増してくるし、会員によっては自動的に身体が反応して反撃技をかけてくる。

会員に技がかからなくなってくる = 自身の力量不足を痛感して複雑な心境である。まあ指導力の高さが実証されているのだとプラス思考にとることとしよう(笑)

会員諸氏にとっては自分の身体能力がいつのまにか向上していることを実感できる機会とも思う。会員を上達させ、さらにこちらがその上を目指していけば会全体のレベルが向上する。

閑話休題、特に古武道系の道場で多いが入会時にかかった技が永遠にかかり続けるというケースがある。先生によっては技にかからない弟子を叱りつけるケースもあるようだ。

わずかな「コツ」だけで防御できてしまう程度の技ならばそのコツを教えればいい。身体ができていないのならば身体を鍛えるよう指導するべきだ。そうでないと稽古に通う意味がない。

弟子に教育も訓練も行わず、永遠に技がかかる状態にして月謝の徴収を続けるのはビジネスモデルとしては優れている。お弟子さんの中にはいつまでも倒され続けて喜んでいる方もいることだし・・・。

ファイターとしてはいつまでもやられっぱなしで喜んでいるのは疑問が生じるが。

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身体創り

5日の稽古は古参会員のSS君と今年入会の会員2名、計3名が出席。稽古時間のうち体操的な身体創り運動に約1時間、サンチンで約45分と休憩時間も含めればここまでで2時間半の稽古の2時間を消化。

当会の型は不変だが稽古内容、時間の配分は出席者によってかなり変化する。これは当然のことだろう。初心者も古参も同じ内容の稽古を何年も繰り返してはマンネリ化でモチベーションが低下するのは当然だ。


身体創り、というタイトルだが当会の身体創りは通常の道場で行う筋トレやラジオ体操的なストレッチではない。武的な姿勢を創るための補助運動である。

姿勢をまっすぐにする運動、身体の重みを常に下に向かわせる運動、腕の柔らかさを出す運動、ハラの強化、握る力(一般的な握力、とは異なる)の強化など、そのまま型や組手に直結する身体の創り方を稽古に取り入れている。直接武的身体と関係のないバルクアップ運動やストレッチで限られた稽古時間は消費できない。

動作自体は単純なものだがスポーツ的な身体の創り方と異なるため最初は多くの入門者が戸惑う。しかし、2ヶ月くらいのキャリアを積めば徐々に身体の感覚が変わってくる。

もちろん型の稽古でも身体はできてくるし、また、できなければならない。しかし、初心者の場合自分が型を正しく行えているかどうかを自身でチェックするのは難しい。型よりも容易に稽古できる体操的な運動も当会ではとりいれ、入会後間もないものにはこちらに費やす時間は比較的長い。

もちろん型も体操も目的ではない。まずは身体を創る、そして身体ができればあとは組手や打撃力の強化に時間を費やす必要がある。

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プロフィール

古流修行者

Author:古流修行者
大阪、三木で沖縄空手を指導しています。東京稽古会も活動中。型で身体を創り、組手に活用します。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

武道上達法研究会 古伝沖縄空手指導日誌

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