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目指す組手

フィクションかも知れないが宮本武蔵の晩年の逸話がある。

「武蔵は策はたいしたものだが剣そのものの力量はたいしたことはない」と陰口を聞き、その相手と立ち会ったところ武蔵は木刀を一回もふらず、ただ前進するだけで相手はただ後退するのみ。最後は後ずさりで道場を一周させて実力の違いを知らしめたという。

私たちとI先生の自由組手も同様になる。最初はこちらの練習のため、手加減してくださるのでいくらかこちらも手を出せる(時には顔面にヒットする)。しかし、次のでは意識を変えられるとノーガードでスタスタ歩いてこられるだけで我々は恐怖心でただ後退するばかりだ。連続技もパンチの破壊力も出しようがない。

ただスタスタと前進するだけ。それだけで「何か」を感じて下がらざるを得ない。パワーもスピードも超越している。

自分には不可能かもしれない。しかし目指そう。
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テーマ : 武道
ジャンル : スポーツ

以心伝心と生徒のレベルアップ

昨日の指導中の一コマ。古参会員E君が身体の歪みを気にするあまり無理な突き手の出し方となっていたので指導。

「無理に遠くを突くな。近くを突きながら遠くを突くんや!」

発言のあと思わず「あ、我ながら先生(沖縄空手の先生)チックな指導や・・・」とセルフツッコミ。古参会員の場合だと初歩的な術理はほとんど理解しているので稽古は身体や動きの矯正がメインとなる。その気易さからつい「言葉ではなく心で理解せんかい」といった指導になってしまった。この日は古参会員ばかりだったのでこのような指導でも理解してもらえたのは幸いだった(笑)

鈍才の私ですらこうなのだから多くの天才タイプの先生方が「心で感じてパッと入るんだ!」といった指導になるのも無理はない。天才型はプライドも高いがやはり謙遜もある。「これくらいは言わなくてもわかっているだろう」という気になるのだろう(単なる手抜きの可能性もあるが)。

わかりやすい指導を心掛けてはいるがそれでも入会後出席10-20回くらいは何を指導されているのかわからないケースがほとんどだ。しかし、その段階を超え100回くらいの出席になると特にこちらが手取り、足取り指導しなくとも型の意味は理解できてくる(できる、かどうかは別にして)。

逆に言えば長島茂雄型の指導を受けても理解できるということはかなり生徒側のレベルが上がっているということか(笑)

テーマ : 武道
ジャンル : スポーツ

怪我とルール

大手伝統流派のベテランでもある新入会員A君から「しばらく稽古を休みます」とメールをもらった。なんでもその流派の試合に出場したところ肋骨を骨折したらしい。

お大事に、というしかない。まあ有る程度身体が動くようになった時点で復帰してもらえれば無理に腰や胴体をねじる動作ができないのでかえって怪我の功名となるかも知れない。

スポーツ武道はルールによって安全を保証する。もちろんお互いがルールを守るということが大前提だ。骨折するほどの蹴りを当てた相手が反則負けになったのかどうかは知らないが、意識的ではないにせよ結果的にルールをこえた事態はおこりうる(だからこそ審判がいる)。

試合に出場するほど元気があるならば極端に怪我を恐れるのは問題だ。が、やはり怪我はしないにこしたことはない。

ルールで安全を守ることももちろん重要。それ以上に有効な安全対策は怪我についての常識と相手への思いやり、レスペクトである。

テーマ : 空手
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プロフィール

古流修行者

Author:古流修行者
大阪、三木で沖縄空手を指導しています。東京稽古会も活動中。型で身体を創り、組手に活用します。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

武道上達法研究会 古伝沖縄空手指導日誌

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