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サンチンの呼吸

F君は会員歴2年だがこの1年進歩が著しい。多忙な身だが稽古日以外もサンチンを欠かさないようだ。自身のツイッターにも進捗をメモしている。


型と呼吸があってくると吸わなくても口からかってに入ってくる。ゴムボートの手動ポンプみたいな感じだな。

正に然り!サンチンは「サンチンの呼吸をする」型ではなく「サンチンをすることで自然に呼吸ができる」型である。

初心者に多い間違いがサンチンで力強い呼吸を行おうとしてかえって首や腹に不要な力みが入ることだ。最初は強く呼吸をすることを忘れ動作と呼吸を「合わせる」ことだけを考える。次に呼吸を忘れても型の動作で自然に呼吸ができるようになる、さらに型を深めることにより自然に呼吸が大きく、強くなる。

しかし私は沖縄空手の先生に教わっていたころ、この感覚を得るのに10年くらいかかったのではないだろうか?当会会員の上達は早い・・・
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テーマ : 空手
ジャンル : スポーツ

稽古雑感(8月24 -25日) 

24日の稽古には会員歴2ヶ月のK君に加え、名古屋在住の会員N君と東京稽古会のO君が参加。前半は広い場所で下半身の鍛練、後半はサンチン、ナイハンチの姿勢の矯正。

O君は東京稽古会のリーダー。もともと腰痛持ちのO君、骨盤の傾きがサンチンでも右足前のときと左足前のときの姿勢のズレとなってあらわれる。指導が中心だとつい自身の姿勢のチェックがおろそかになるが古参会員もいる大阪本会での稽古時にしっかり矯正してもらいたい。姿勢は非常に強いO君なので左右の偏りが矯正されれば突き、蹴りも一層破壊力を増すはず。

O君は25日の稽古にも引き続き参加。この日は古参会員ばかりなのでいつもよりも上級型の稽古を増やしてみる。両腕をガッチリ締められた姿勢からパッサイを使っての脱出、クーサンクーの応用としての二段蹴りなど一見難しいようだが型の意義を理解していればそれほど難しいものではない。

本当に難しいのは日常生活でゆがめた姿勢の矯正、スポーツで身についた無駄な力を入れる習慣、あわてて相手に早く当てようと気持ちのあせりをとりのぞくこと。これらの矯正には時間がかかる。

IMG_0330[1]クーサンクーの姿勢の矯正
IMG_0327[1]自由組手でのアクシデント

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稽古雑感(8月13  ~15日)

8月13‐15日の三日間はお盆三連投と称し、広い場所で普段十分にできない移動稽古や投技、下半身の再強化を中心に稽古を行った。

下半身の強化といってもランニングやスクワットではなく空手仕様(というより武的身体)を創るための稽古だ。まず真向法で腰の位置を再確認し、上体をまっすぐ落としやすい状態にしておく。その後移動稽古を少し長めに行う。踏ん張る移動の仕方ではなくむしろ下半身は力を抜き、自然体のままの移動を長時間繰り返す。あわせて四つに組んで押しの訓練。これも相撲のように相手を押し下げる目的ではなく少々相手とぶつかってもふっとばされないような重心の落ちた身体を創るため。これが馴れるまではかなりキツイ訓練のようで力で押してしまうと道場を2-3往復しただけでヘトヘトになってしまう。

13日は古参会員のSS君のほか比較的会員歴の浅い会員2名。広い場所での稽古になれていないものは途中からバテバテの様子だが古参会員のSS君は疲労を表情に出さず淡々とこなす。技術指導も古参会員がいてくれると進めやすい。

14日からは東京稽古会会員のNN君が参加。まだ出席20回程度のNN君、やはりバテバテながら下半身は東京稽古会リーダーО君の指導がきいているのか、しばらく見ない間にかなり腰が重くなっており(いい意味で)、稽古の跡がうかがえる。NN君、肩関節がやや変形しており、このために突きがまっすぐ出にくいため稽古の後半は肩を柔らかくする稽古を中心に行う。

夜はSS君、NN君と串カツ屋で食事会。酒席でも話題は武道の話が中心。リラックスした状態でSS君がNN君の胸の緊張をとき、肩に力を入れず肩を動かす要領を伝授。思わぬ補講稽古となったが3時間の飲み会の間にかなり肩の硬さがとれてきた。

最終日の午前はNN君にマンツーマンで特別補講。狭い場所で肩関節の動きを徹底チェック。

午後はツイッターフォロワーでもある合気道稽古生のT氏がゲスト参加。T氏はこの盆休みに関西武者修行ツアー(?)中。合気道に役立つように投げられにくい身体と肘関節の極め方も下半身強化に加えて稽古。肘関節を極める投技も腕力で相手の腕をねじりまわすのではなく身体の中心からくる力が重要であることを再確認。同じ小手返しでもほんのわずかな腰の角度の使い方で威力が異なることを確認。役に立ててもらえるだろうか。途中アゴを軽く極めたところ首を痛めたようなので入り身投げ系の技術を稽古できなかったのは残念だが。

猛暑の中の稽古、最終稽古が終って帰宅した時の感覚は学生時代、フルコン空手の合宿から帰ったときのような爽快さである。書中稽古はシンドイが精神的にプラスになる部分も多い。そして稽古後のビールも美味い。

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自由組手と四方投げ

合気道の代表的な技法に「四方投げ」がある。



相手の腕をほぼ完全に極めた状態で投げるので決まれば小兵でも大男を投げることが可能だ。塩田剛三先生の自伝にはこの技で相手を投げ飛ばし、その際に相手の腕まで折ったという武勇伝が紹介されている。

さて、合気道の乱取り試合を見たことがあるが四方投げで相手を綺麗に投げた選手はいなかった。きまれば効果の高い四方投げだが素人ならともかく有る程度鍛えた相手を立ったまま肩関節まで極めることは困難だ。足を大きく踏み替えたり、背中を見せるような動作も乱闘の際に有効とは思えず、長く私の中では「実用性の低い技」という認識でいた。

認識が改まったのはつい先日のI先生の組手指導である。ぐんぐん前進してくるI先生の技に対し、つい手首を抑えたり、掴んだりするような動作をとってしまう(さもないと近距離から掌打が顔にとんでくる)。いわば盛り場の取っ組み合いのような状況で現実におこりうる状態だ。そこからI先生は特に足を踏み替えるわけでもなく、強引にこちらの腕を持ち上げるわけでもなく「すっ」と腰をおろせばもうこちらの肩がきまっている。もちろん背中や後頭部を相手にさらすようなこともない。

例は悪いが日本人どうしで乱闘となれば多くのケースは取っ組み合いだ。柔道技も有効だがやはり体格の問題も大きい。意外に四方投げは乱闘の際に使える技では?と感じたものだ。もちろん習熟することが必要だが・・・





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プロフィール

古流修行者

Author:古流修行者
大阪、三木で沖縄空手を指導しています。東京稽古会も活動中。型で身体を創り、組手に活用します。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

武道上達法研究会 古伝沖縄空手指導日誌

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