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怪我

南海(現ソフトバンク)の門田選手はアキレス腱を切った際、通常の打撃や守備の練習ができないためひたすらウエイトトレーニングを繰り返したところ上半身のパワーが向上し、結果それまで20本台だったホームランが40本台打てるようになり遅咲きの長距離打者、本塁打王となったという。

閑話休題、会員H君が足を怪我した。蹴り技稽古の際誤って小指側が相手に当たってしまい、骨にヒビが入ったとのこと。空手では一般的な怪我であるが防止できなかったのは指導する私の至らなさである。

さて、H君、「医者から完治1カ月と言われたので一月稽古を休みます」と連絡。私からは「歩行もできないレベルならともかく、日常生活には差しさわりない程度だね?座ったままでも稽古はできる。大阪まで出るのが難しければ自宅に近い京都稽古会で稽古は続けたほうがよい。最終的には君の判断だが」と連絡した。

重症なら別だが軽いけがなら「怪我したから稽古を休む」タイプと「怪我しても可能な稽古をさがす」タイプとでどちらが上達が早いかは容易に推察できるだろう。

H君、指示を守り、その週末は京都稽古会リーダーSS君とマンツーマンで座り稽古。体力的にはハンデのあるH君だが稽古熱心さで上達を続ければ稽古を続けてよかったと実感できる時がくるに違いない。





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指導者としての「初心を忘れるなかれ」

水曜の稽古では東京稽古会リーダーのO君が参加。

他の稽古生は比較的最近入会したものばかりだったためO君に指導助手を頼む。初対面の会員はO君の突きを受けて悶絶。どちらかと言えば腕は細いO君だが相手を貫くような突きをはなつ。会員諸氏も腕のバルクアップが必ずしも突きの威力増大につながらないことを理解できた様子である。

このO君、関西在住時より指導の上手さでは定評がある。「Oさんは自分の拙い動きを再現され、そのあとに正しい動きを示してくれるのでとてもわかりやすかったです」と会員歴3カ月のY君。

現在指導されている多くの方々も初心者のころは先輩たちの動きが神技のように見えた時期があったはずだ。「手本どおりやれ!」と言われて真似できなかった記憶もお持ちだろう。名コーチに努力型が多いのはこのプロセスが長いため「なぜ初心者は手本通りに技ができないか」を自身の経験として理解しているのだと思う。

私のような鈍物ですら「ほら、力抜いたらええんや!簡単や!」というような指導を行うときがある。教え下手な指導者は初心(の時代)を忘れた指導者である、と言っていいかも知れない。

威力と脱力と鍛練と

本日の稽古ではI先生よりナイハンチの最初の動作(手を横に大きく開く動作)での打ち方を指導された。

威力の確認のためお互いが手甲、もしくは背手刀で相手の胸、腹を打ちあうのであるが会員同士打ちあっても今ひとつ技が軽い。それがI先生に胸を一打されると「あ、こんな打撃をもらったら健康に悪いな」と感じるような重さである。肺の中に入る打ち方、とでも言えばよいか。

会員より質問、
「力を抜いて打てばこのような中に通る打ち方ができるんでしょうか?」
先生曰く
「シロウトが力抜いて打ったら自分の手を怪我するだけや。鍛えた人間が力を抜いて打つから効くんや!」

そう、脱力も大事だが武術として使用するには鍛練はそれに劣らず大事なのだ。高手が力を抜いて威力が出ているからといって自分もただ力さえ抜けば同じ威力が出せると思うのは間違いだ。

すべての技の根幹にあるのは威力。威力のレベルは脱力ではなくむしろ鍛錬によって決まるといってもよい。

応用はいくらでも展開できるが技自体に威力がなければ意味はない。

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古流修行者

Author:古流修行者
大阪、三木で沖縄空手を指導しています。東京稽古会も活動中。型で身体を創り、組手に活用します。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

武道上達法研究会 古伝沖縄空手指導日誌

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