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30代からの稽古 - 難しさはどこにある

今年はじめに入会した諸氏もサンチン、ナイハンチの順序は覚え、少しづつではあるが空手らしくなってきている。

サンチン、ナイハンチができれば次は応用型としてクーサンクーかセイサンを教えたいところであるが急がば廻れ、サンチン・ナイハンチでしっかり姿勢を創っておいたほうが応用型は意外なほど簡単に習得できるのだ。

クーサンクーやパッサイはサンチンなどに比べると型は長く、動きも複雑だ。初心者はその型の長さに難しさを感じてしまうのだが実際は順序など4、5回も出席すればマスターできる。まして今は流派の教科書やDVD、動画サイトなどでいくらでも型の順序を復習できる。身体を動かしながら覚えれば簡単なものである。

さて、型や約束組手の順序は短期間に覚えることが可能だが身体の癖は短期間に治らない。身体の歪み、動作の癖が技を殺してしまう。まして当会は比較的年齢層が高いため、腰や肩などが生活習慣や以前のスポーツの癖などで変形しているケースが多い。成長期の子供が素直に技を習得するのは成長のエネルギーが少々の身体の癖など自然に矯正してしまうためだ。逆に言えば年齢を経てからの武道習得の難しさは「技の邪魔をしない身体を創る」ことにあるとも言えよう。

身体の矯正・・・型の順序よりも、パワーやスピードの習得よりも難しい。



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プロフィール

古流修行者

Author:古流修行者
大阪、三木で沖縄空手を指導しています。東京稽古会も活動中。型で身体を創り、組手に活用します。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

武道上達法研究会 古伝沖縄空手指導日誌

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