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高い蹴り、低い蹴り - 股関節の柔軟性

学生時代はかなり身体は柔軟だった。

当時、千葉真一の著書にあったトレーニング方法(風呂上がりの柔軟体操)を続けた結果、股割で開脚した状態からアゴくらいは余裕につけることができた。さすがに先天的に柔らかいものにはかなわなかったが上段回し蹴りなどもかなり綺麗なフォームで蹴れていたと思う(この話を当会会員にしたところ一同意外な様子だったが・・・)。

学生時代のフルコン空手では帯をもったままその場で左右の前蹴り、まわし蹴りを繰り返す基本稽古を行った。特に蹴る位置は指摘されなかったが私は意識して上段前蹴り、上段回し蹴りを行っていた。顔面パンチのないフルコン空手ではKO率が高いのはやはり上段回し蹴りであるし、「上段で威力のある蹴りができれば中段、下段は楽に威力のある蹴りができるだろう」という考えからだった。この考え方は競技技法の上達法としては間違っていなかったと今でも思う。

現在当会では低い蹴りを中心に稽古している。ナイハンチの応用である関節蹴り、さらには膝から下への短く、鋭い蹴り技である。これがなかなか威力を出すことが難しい。遠距離からの勢いや遠心力を利用できないからだ。

短く、鋭い蹴り技で威力を出すのは難しい。簡単にできない技だから稽古する。


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テーマ : 空手
ジャンル : スポーツ

半身と組手の構え

大学時代のサバキ系フルコン空手では基本稽古の立ち方とは別に「組手の構え」と呼ばれる立ち方を指導された。

「相手に対して身体を45度に傾けるんじゃ!正面から相手の攻撃を受けてはパワーに勝てん、ななめになってパワーの衝突を避けるんや」

と、ある意味理論的に聞こえる指導だった。約束組手では相手の攻撃をサバキ半身の特徴を生かしてサイドに回り込む技術もそれほど難しくなく使用できた。

さて、自由組手。ある程度パワーもつき、組手なれもしてくるとお互い怒涛のようなローキックや大ぶりパンチのラッシュである。約束稽古で習得したはずの半身立ちはどこかへとんでゆき、正面を向かいながら大ぶりパンチとローキック、相手をつかんではヒザ蹴りの連打だった。横から指導する先輩からは「ヒートアップするな!冷静に相手を見てサバクんじゃ!」と指導を受けるのだがその先輩自身が自身の組手では半身の立ち方をとらず、やはりローキックとパンチの連打だった。

半身の立ち方は正面の攻撃をよけやすい利点は確かにあるものの、自身の武器である両手、両足が半分しか使えない(左足を前にした場合、右手・右足が相手から遠くなりすぎる)。ある程度の被撃はやむをえないフルコンルールでこの姿勢をとることは難しいだろう。さらに半身になることは相手の背後にまわりこむ以上に自分の背後に相手をまわらせる短所のほうが懸念されるように思える(半身になることで自分の背中が相手から近くなる)。

マニアックな稽古仲間には「この構えは芦原先生、石井先生が実戦の中から生み出された構えだ!」と豪語するものもいた。正直「本当かな?」と思ったものだった。後年メジャーになった石井館長が「半身の構えはこちらから料理しやすい(おいしい)構えなんです」と専門誌で語っているのを読んだときは疑問は氷解したものだった。






プロフィール

古流修行者

Author:古流修行者
大阪、三木で沖縄空手を指導しています。東京稽古会も活動中。型で身体を創り、組手に活用します。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

武道上達法研究会 古伝沖縄空手指導日誌

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