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型「セイサン」の貫手足尖蹴り

型「セイサン」の終わり近くに貫手と前蹴りをほぼ同時に行う動作がある(流派により相違はある)。

右手で貫手、右足で前蹴りを行う。

型はまだしも組手では難しく感じる会員達が多いようだ。

1) 突きと蹴りを同じ間合いで行うため距離が読みにくい。
2) 右手と右足を同時に攻撃に使うため胴と足腰を安定させにくい。
3) 手足を同時に出すことの難しさ。タイムラグがあれば相手に察知されやすい。

逆にいえば組手で使うには
1) 足腰が安定させること(手でバランスをとる癖がついていると難しい)
2) 手と足が同じ間合いで使えるほど接近すること
3) 手と足をほぼ同時に出すこと

の三つが必要。動いている相手に使うことは容易ではない。

しかし習熟すれは近間の自由組手が楽になる。
(自由組手の際は安全のため貫手を拳や平拳に変えるよう指導している)


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武術的筋力トレーニング

ボディビルの初心者は多くの場合ベンチプレスやバーベルスクワットなどで大きい筋肉(大胸筋や大腿筋など)を中心にトレーニングを行う。筋肉量の多い部分を大きくすればトレーニングの成果がわかりやすく、ビルドアップの効果が早く確認できる。

さて、まったく運動経験のない人が武術をはじめる場合、フヌケでは話にならないので最初はある程度筋力を鍛えることも必要だ。鍛えやすい筋肉もさることながら関節の継ぎ目や靭帯のまわりなどの小さい筋肉を鍛えることも重要。否、大きい筋肉を長期にわたり鍛えることは弊害があるが小さい筋肉こそ時間をかけて鍛錬しなければならない。この点はボディビルとは異なるところでである。

相手はこちらの弱点を攻めてくる。関節や筋肉の薄い部分だ。また打撃技も腕の「締まり」が弱いと威力を出しにくく、逆に自分の拳足を傷つけることもある。ヒビの入ったバットでボールを打つようなものだ。手首、足首、指回りなどの小さい部分を鍛えることが重要になる。

全身をまんべんなく鍛える。言うは易く、行うは難し。


  I 先生の手。拳頭横の力コブに注目!

体当たり

本日は平日稽古、たまたま出席の会員が小柄なものばかり。小柄なものこそ技を小さくまとめず、思い切って前進することが必要なのだが指導してもなかなか治らず小手先の技に頼ってしまう。根本的な動きを変えるためいったん突き、蹴りの稽古を中止し体当たりの稽古を行った。

やみくもに身体をぶつけ合うのではない。10センチ程度の間合いから肩や胸をぶつけ身体の重さが自然に利用できているかを確認するのである。小柄とはいえ50kgs以上の物体がぶつかってくればそれなりの衝撃はあるはずだ。身体の有効利用の確認稽古である。

体当たりの稽古は組手は本当の実戦で体当たりを使用する稽古ではない。単なる体当たりなら相撲やアメリカン・フットボールのほうがよほど威力がある。小手先技でなく身体を使った技法の基本としての稽古である。

テーマ : 武道
ジャンル : スポーツ

プロフィール

古流修行者

Author:古流修行者
大阪、三木で沖縄空手を指導しています。東京稽古会も活動中。型で身体を創り、組手に活用します。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

武道上達法研究会 古伝沖縄空手指導日誌

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