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稽古納め

先週末で当会は本年の稽古納め。

土曜日(27日)は2名の参加者。うち1名は初級から中級への脱皮を期待していることもあり、後半の稽古では組手の矯正を行った。「叩いて、休んで、また叩いて・・・」といった戦い方では体力のあるものにいつか打ち負けしてしまう。最初に前進し、身体を密着させればひたすら攻撃し続ける戦い方を指導。 まだまだスポーツ的な手の使い方が抜けきれないが今少し足腰が安定し、かつ腕の使い方が柔軟になれば来年は一層の進歩が望めるだろう。

現在一番キャリアの浅いO君にはもともと通っていた古流柔術の動きを確認。腕の逆をとるのにまず関節のゆるみをとる、という基本的なことが理解できていない。相手は無抵抗でかけさせてくれるのだから落ち着いて相手の逆がきまりやすい方向に「つくり」をかければいいのだ。約束稽古で決まらない技が自由組手で使えるわけがない。

日曜日は型の原理が一通りわかっている会員たちばかりだったので型で苦手な動作を矯正。一例をあげればパッサイのかわし受けの際に不要な身体のねじりを入れてしまう。パートナーが腰、背中に手をあて、一回一回を丁寧に行うことで姿勢の矯正を行う。通常の稽古で行わねばならないのだが日ごろの稽古ではなかなか古参会員の指導まで時間がまわらない。

古参会員のS君、型をあわてると未だに肩甲骨がゆるみ、胴の力を相手に伝えられないばかりか相手の動作を呼び込んでしまう(相手に前進させてしまうる)。基本に帰って矯正を行う。わずかな身体の継ぎ目のゆるみが威力を大幅に減衰させてしまう。

私自身もまだまだ基本動作、基礎鍛錬ができていないと感じることが少なくない。指導中心になると型、約束動作が観賞用になってしまわないように注意したい。「脱力」「意念」も大事だが「技は力の中にあり」もまた真実。来年も自身の稽古、会員への指導に尽力しよう。




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外見

新参会員のO君、体力・体格にハンデはあるがこのところ少しづつではあるが身体がしっかりしつつある。入会当初はボロクソに言われることに抵抗があったのか出席頻度も良好ではなかったが最近では月あたりでは一番の出席頻度だ。体力的にはまだまだ武道人の身体ではないがもう少し姿勢が矯正され、以前の流派での悪癖がとれれば普通の身体になってくるだろう。

このO君、あることを行ってから上達がはじまった。

入会当初のO君は耳のまわりを借り上げ、頭のてっぺんだけをとんがらせた鶏のトサカのような奇妙な髪型をしていた。武道人としてはもとより、ホワイトカラーの社会人としてもおよそ不向きなので私も会うたび「そのウルトラセブンみたいな髪型には特別なポリシーでもあるのかいな」と苦言を呈していたものだ。

髪型と技術や体力は直接には関係ない。しかし心構えは服装や髪形にも表れる。チャラ男がマトモに武道を稽古ができるレベルになるにはそれなりの決意が必要なのだ。

髪型がまともになったのはO君の決意の表れであると思っている。頑張ってくれ。
プロフィール

古流修行者

Author:古流修行者
大阪、尼崎で沖縄空手を指導しています。また三木市稽古会も発足しました。型で身体と動きを創ることを中心としています。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

武道上達法研究会 古伝沖縄空手指導日誌

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