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強い指導者が必ずしも真技を指導するとは限らない

まだ沖縄空手の道場に通っていたころの話。

あるとき外国人の体験者がいた。日本語はほとんど解さなかったが先生の高名を知り、別の稽古生に紹介されてきたようだった。

「言葉がわからんでも気にすることはない。いや、なまじ言葉がわかると言葉で技を理解しようとする。むしろ言葉がわからんほうが目と身体で真剣に体得しようとするから有利なんや!」と先生は言われた。

そのときは「そうか」程度の感想だったが今思い出せばなかなか蘊蓄のある内容だ。

一例をあげれば先生は「大きく手を回せ!」と指導されるとき、型での手の出し方はどう見ても軽く短く手を回されていた。また「最短距離を取れ!」と指導されてていたときの手はむしろ遠回りされていた。

先生がどのような意図で弟子・生徒に実技と違う指導をされたのかはわからない。しかし先生の指導を忠実に守ったものほど先生の技量に近づかなかった現実はある。



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1984年のUWF (柳澤 健)

一気に読めた。「1976年のアントニオ猪木」や「1964年のジャイアント馬場」に比べると内容の斬新さは劣るが当時のファン心理が整理された好著。

初代タイガーマスクの引退後、新日本プロレスは数年低迷の時代が続いた。その時代に真剣勝負を売り物に一大ブームとなったのがUWFだ。シンプルなキックや関節技で勝負が決まる真剣勝負としてのプロレスを強くアピールしていた。

当時のファンも格闘技経験者ならUWFが柔道やボクシングのような意味での真剣勝負ではないことは理解できたが格闘技として不自然な点はプロレスの暗黙のルールとして許容していたのだ。

「UWFは本気勝負の練習をしているので実際にやっても最強」と考えていたファンは少なくなかった。後年あっさりプロレスの内情が暴露され、ファンが離れたのはUWF現象の反動ともいえよう。

UWFが小団体ながら一時は人気トップだった最大の要因は「試合内容、結果が事前に読みにくい」ことだったと思う。ネタばれ推理小説化していた当時のプロレスに対するアンチテーゼだった。

プロレスには筋書がある。そこに筋書の読めない展開を演出できるのが優れたプロレスラー。




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プロフィール

古流修行者

Author:古流修行者
大阪、尼崎で沖縄空手を指導しています。また三木市稽古会も発足しました。型で身体と動きを創ることを中心としています。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

武道上達法研究会 古伝沖縄空手指導日誌

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