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型「パッサイ」の支え腕受け

多くの流派で型「パッサイ」の一連の動作に「支え受け」がある(当会も)。右手で腕受け(内受け)を行い、その際に左手を右手に添え二本の手を使って相手の攻撃を受ける技である。

よくある解釈は相手の突きが強い場合、片手だけでは受けの力が弱いので両手を用いて強い受けにする、というものだ。

一見もっともな解釈である。しかし、片手で止まらない(コースを変えられない)ほどの突きなら両手を使ってもたいして効果は変わらない(一度実験されてみるとよい)。さらに問題となるのは相手の片手の技を制するのに両手とも使ってしまうことで反撃技が限られることだ。

パッサイの支え受けは多くの場合、一見不自然な歩法や立ち方(当会の場合交差立ち)とセットになっている。

交差立ちと支え受け

すると実は防御は足を使って行い、あくまで手による受けは補助的なものと考えるのが自然ではないだろうか(ことさら両手でガッチリと受ける必要はない)。さらに言えば一見二本の腕を使っているように見える支え受けも実は防御には片手のみを用い、もう片手は接近戦からの攻撃用とみなす解釈はどうだろう。

夫婦手と言えるかもしれない。首里手系の多くの流派でパッサイを重視する所以だろうか。




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古流修行者

Author:古流修行者
大阪、三木で沖縄空手を指導しています。東京稽古会も活動中。型で身体を創り、組手に活用します。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

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