棒術稽古の思い出
本日の稽古終了。ソーシャルディスタンス考慮して終盤は棒術の稽古。 pic.twitter.com/dYPhJmPOTb
— 古流修行者@武道上達法研究会 (@jyoutatsu) July 19, 2020
棒はそれ自体の固さや遠心力が使えるので体術と違ってごまかしが効く。沖縄空手のU先生は「手の延長が棒。体術ができんうちに棒を稽古するのは好ましくない」と指導されていた。それもあってか沖縄空手の道場では棒術は数えるほどしか稽古した記憶がない。
U先生も、その先生(宗家)も棒術は見事なものだった。固い棒を鞭のように使う柔らかい動きが印象的で心道流の特徴かも知れない。棒取りの稽古では私より二回りほど小柄な宗家先生に軽々と振り回されたことを覚えている。小柄な方だったが「掴みどころがない」といった感じの棒だった。
U先生は「棒を通じて相手に入れ!そうすれば技をかけることができるんや」と指導されていた。初心者にはかけることができただある程度のレベルのある相手にはかからない。今にして思えば術理もわからずなんとなく「相手に入ったつもり」だったのだろう。
棒術に関しては体術以上に先生方に遠く及ばない。
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