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型の独習

通常、体験参加の方はこのブログや雑誌「秘伝」の広告を見られた方がほとんどだが土曜に体験参加したK君のケースは少し変わっている。
私がある日、一人で体育館で型を繰り返していたところ興味深そうに見ていたので声をかけると「フルコン空手をしているのですがあまりに怪我が多く、限界かと思ったので古流の型に興味があるのです。本を見て順序や解釈を独習しています」とのこと。いい機会かと思ったのでゲスト参加してもらった。

当会会員も半数近くがフルコン空手やキックの経験者だが一年も稽古すると明らかに技の質が変わってくる。無理な動き(身体に過度の負担のかかる動き)をしなくとも技が出るようになってくるのだ。K君の体験参加はフルコン空手経験の会員諸氏には入会時の自分と今の自分を比較する機会ともなったようだ。

フルコン空手は戦闘力の高い格闘技だがパワーをつけるための負担が大きいことも事実だ。「突き、蹴りの一つ一つがこれほど違っているとは思いませんでした。今は古流空手はものすごく難しいものに感じています」とはK君の弁。
K君のように型に興味はあるがどう稽古していいかわからず、書物やDVD等で型を独習している型は少なくないだろう(当会古参会員S君も以前そうしていたとのこと)。

型の順序自体には深い意味はない。また空手雑誌等で紹介される型の用法も稽古の方便といった感が強い。技の質を変えるのは型の順序ではなく、型の術理である。また、型の解釈も型によって身体ができれくればそれほど難しいものではない。
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コメント

Unknown

そうたろうさん、いつもコメントありがとうございます。武道雑誌などでよく型の分解をやっていますが「なんかおかしいぞ」と感じている人は少なくないと思います。それでも演武している先生が有名だったり、大会で実績があったりするとなんとなく拝聴してしまう。
「型は大事だ!」と説く先生は多いですが型のどこがどう大事なのかはなかなか教えてくれません。
またご意見お待ちします。来阪されることがあればご連絡ください。

Unknown

こんにちは。そうたろうです。
今回の記事は大変耳の痛いお話でした。
僕自身、型は習いましたけど、術理については学んでいないので、ほぼ独習の状態です。
きちんと指導を受けないとダメでしょうね。
「型の順序自体には深い意味はない。また空手雑誌等で紹介される型の用法も稽古の方便といった感が強い。」とのご意見、とても参考になりました。
また、お邪魔させてください。ありがとうございました。

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プロフィール

古流修行者

Author:古流修行者
大阪、尼崎で沖縄空手を指導しています。また東京稽古会も発足しました。型で身体と動きを創ることを中心としています。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

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