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ローキックの防御

ローキックは顔面なしルールのフルコン空手ではもっとも多用される技だろう。大学のフルコン空手クラブもローキックの攻防にかなりのウエイトを置いていた。お互いがオーソドックス(左足を前に構え、右足で蹴り)の典型的なローキック防御法は左足を上げ、ふくらはぎで相手の蹴りを受けるというものである。そこからの連絡技(反撃技)もよく稽古させられた。いくつか例を挙げれば

*相手の蹴り足(右足)が自分のすぐ手前に落ちたとき → 鋭い関節蹴りで相手の膝を踏みつけながら大きく相手の背後に回りこむ
*相手が蹴り足を大きくもどしたとき → 上げた左足をおろさず相手の連打に備え相手の胴か膝にまずストッピングをかける、そしてすかさず固定させた相手の身体にローキックもしくはミドルキック

巧緻性には自信のない私としては約束稽古ですらこれらの連絡技は非常に難しかった。同時に疑問もうかんだ・・・「この流派を創始された先生、先輩方は本当に実戦でこのようなテクニックが使えたのだろうか?」と・・・

教え上手で定評のあったクラブの師範も、天才肌の空手家として世間に知られた創始者先生も、このようなテクニックを教えた事実はなかったことを知らされたのはそれから間もなくだった。単調なパワートレーニングを続けると皆が飽きてくるので大学のOB(空手歴3−4年)が稽古の水増しとしてはじめたものだということだった。

強い先輩は言っていた。
「相手の足が前に落ちるか、後ろに落ちるかか、そんなもん組手のときに見とるヒマあるかい。組手は下がったら負け。それやったらブロックした後とにかく足ごと相手を押すことだけ考えとりゃええんじゃ!」

Simple is the best.

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古流修行者

Author:古流修行者
大阪、尼崎で沖縄空手を指導しています。また東京稽古会も発足しました。型で身体と動きを創ることを中心としています。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

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