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身体のゆがみをとる

当会では多くの稽古生が他流派、他武道の経験者だ。そしてほとんどの場合、無茶なトレーニングで身体に癖をつくっている。腰が反り返ったり、顔が前に突き出たり、肩が不必要に上下したりといった具合だ。

私見ではあるのだが、30代になれば身体のゆがみを完全に矯正することは難しい。型や健康体操、ヨガなどでももちろん、鍼灸や整体を用いても日常生活を続けながらの矯正は困難だろう。私にしてからが若いころのスポーツトレーニングのおかげで故障持ちだが、それでも型と姿勢の関係が自覚できてからは腰や背中の痛みは20代よりも40代後半の現在のほうがはるかに状態は良い。

当会の場合、多くは入会後しばらく基本型(サンチン、ナイハンチ)を用いて姿勢を矯正する期間となる。最初は「ゆがみが自分でわかるか?」と聞いても自覚できないケースがほとんどだが2−3カ月で自分が正しい姿勢をとれていないことは自覚できるようになる。もちろん「正しい姿勢でないことがわかる」ことと「正しい姿勢をとれる」ことは別ではあるが「正しい姿勢」がわからないでは矯正のしようもない。

単独での型を通じて自然な姿勢をつくること、それが相手に対しても自然な姿勢で技をかける第一歩である。

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コメント

Unknown

F,Nさんいつもコメントありがとうございます。

一度稽古に来られた際に背中を見せていただいたのですが、確かに若いころに無理な稽古をされたように感じました。

人にもよりますが不自然な動きを続けることである年齢(40から50歳くらいか)で突然体調を崩す人が少なくないように思います。

PS
先ほどメールをお送りしていますのでご覧ください。

偏った身体の使いかた

ご無沙汰しています。いつも先生のコメントは楽しみにしています。
私も最近身体のあちこちが痛み出しています。長年、空手、柔道一筋にされているかたは偏った身体の使い方が故障の原因になっていると思うのです。
またそれが「ゆがみ」といえないでしょうか?突き蹴りに威力を求めるあまり。歳が行くと関節が硬くなり柔軟な蹴り突きが行なえなくなるように思います。
空手と柔道をされている高齢者の割合を見ると空手をされている方は少ないように思います。

Unknown

そうたろうさん、コメントありがとうございます。
身体のゆがみ(というか癖)についてはむしろ自分の会員をとって指導するようになって意識することが多くなりました。
身体のゆがみでそれまでの運動の癖がある程度見えてくるんですね、ゆがみが上達にブレーキをかけることも指導するようになって本格的に意識しはじめました。学生時代の自分に姿勢の矯正だけでもできればなぁ、と思います(笑)

これからもコメントいただければ幸いです。

型と姿勢

こんにちは。そうたろうです。
今回の記事も大変興味深く読ませていただきました。

きちんとした指導者の元で、型を稽古すると、正しい姿勢がわかるようになるのですね。

確かに、体の癖を直すのは難しいことだと思います。

「空手は型で稽古するもの」という今野敏師範の言葉がよくわかりました。

また、お邪魔させてください。ありがとうございました。

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プロフィール

古流修行者

Author:古流修行者
大阪、尼崎で沖縄空手を指導しています。また東京稽古会も発足しました。型で身体と動きを創ることを中心としています。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

武道上達法研究会 古伝沖縄空手指導日誌

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