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ウエイトトレーニングはなぜ戒められるか

いわゆる古流や中国武術の世界ではウエイトトレーニングを嫌う指導者が多い。私の沖縄空手の先生もそうだった。

このことから「古流にパワーは不要」という伝説ができたのかも知れない。本当にパワー不要で普通の女性や老人がプロ格闘家を楽々と投げ飛すような技術が得られれば実に素晴らしい。もちろん約束稽古でなくスパーリングで示してもらえることが条件だ。

私の知る限り、実力のある先生でウエイトトレーニングに否定的な方はおられたがパワーの必要性を否定した方はいなかった。パワーはあればあるほど有利である。空手の先生も「パワーに頼るのはダメだが、パワーはあるほうがいい」と若いころは指導されていた(現在はどのような指導をされているかはわからない)。

ウエイトトレーニングの話にもどると、この練習はよほど注意深く行わないと鍛えやすく、見栄えのする筋肉(大胸筋や上腕二頭筋など)ばかりを大きくして肝心の武的に必要なパワーを殺してしまう結果となることがある。また、今の日本で普通に仕事をしながら余暇に武技とウエイトトレの双方に十分にな稽古時間を持てる人のほうが稀ではないだろうか。

私は会員に対してウエイトを一概に否定してはいないが人によって武的な動きに悪影響が出る場合は戒めている。またウエイトに興味を持っていた会員の多くも他の会員がウエイトトレーニングなしで武的な力を出せるようになるのを見てウエイトへの興味は薄れるようだ。

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コメント

Unknown

コメントありがとうございます。
チーシーについて、私は用いたことがないのでコメントできる立場ではないのですがバランスがとりにくい分鉄アレイよりは実際に即した力がつくのではないか、くらいに感じています。
仮に私が今若い年齢で十分なパワートレーニングをする時間があればチーシーよりも入手しやすく、マニュアルもそろっているケトルベルを用いますね。

Unknown

拳王さん、コメントありがとうございます。
ブログ本文でも述べたように私はウエイトも含め、筋トレを一概に否定していません。パワーはあったほうがいいですし、また本人が「やりたい」というトレーニングがあるのであれば頭ごなしに否定するよりも一度納得させた上で各会員にあったトレーニングを行うよう指導すればいいと思っているからです。
ちなみに私の先生は幼少よりの環境と競技空手時代の鍛錬のせいか人並み以上に体力のあった方で握力は80Kgs以上ありました。

おはようございます。

沖縄空手でよく行われている、チーシートレーニングとかは、どういう御意見をお持ちか、良ければ聞かせて下さい。

初めまして

たまたまブログを見つけて、ずっと読ませていただいています。

ウェイトはダメとして、自重の腕立てや腹筋、スクワットはしてはいけないのでしょうか?
また、自重の筋トレやウェイトをすれば、武術的な技は習得できないのでしょうか?
U先生の著者を読む限り、筋トレは絶対ダメみたいに感じるのですが…

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プロフィール

古流修行者

Author:古流修行者
大阪、尼崎で沖縄空手を指導しています。また東京稽古会も発足しました。型で身体と動きを創ることを中心としています。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

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