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腋と肘の絞り − 引き手について

空手の基本稽古で「引き手が大事だ」と教わった人は多いと思うがどのように大事なのか教わった経験がある人は案外少ないようだ。サンチンの型で教わることは多い。引き手を活用して腋を締める、肘を絞ると言うこともその一つである。

腋を締めることは多くのスポーツで重要とされる。簡単に思う人も多いだろう。単に腋を固めるだけでよければ懸垂運動なども効果があるし、ゴルフでは右腋を締めるための補助道具もある。

空手の場合は突き技や逆技を活かすための腕の絞りなので単純に固めて自由度を制限すればいいというものではない。腕というスプリングの強度、精度、そして自由度を高めるための稽古が必要である。

下の写真は入会3カ月の会員О君の肘のしぼり。まだ肘があまく、腋がしぼりきれていない。


次の写真は入会3年のE君の絞り。肘がかなり絞れてきており、軽量級のE君も重いパンチを打てるようになっている。


互いに腕や掌を当て、締り具合のチェックを行う。単純な腕の押し合いをしているわけではないことに注意。


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コメント

Unknown

拳王さん、再度のコメントありがとうございます。

サンチンの絞りが関節技の上達にもつながるというのは腕のゆるみをなくし、締めたり、ゆるめたりが自在にできるように身体を変えてゆくということです。

夫婦手、内面という言葉は私も先生に習いましたが関節技は生理的な急所を覚えるためのものですから基本稽古の際にはそれらの言葉よりも逃げられない関節技(相手の身体にアソビのない状態)を習得させることに重点を置いています。

ありがとうございます

コメントありがとうございます。

私の説明不足でした。
逆技をかける時、両手でかける…内面、つまり夫婦手で逆技をかけるという意味で質問しましたm(_ _)m。

Unknown

拳王さん、コメントありがとうございます。

便宜上腋の締め、肘の締めという言葉を用いましたが実際には腕全体を締める稽古をサンチンでは行います。ハードパンチャーがサンドバッグをたたきすぎて手首や肘を痛めることがあるように腕のどこか一か所が緩んでいればそこから力が逃げてしまうので腕全体を絞るような習慣をつけます。ただ固める、というのとはニュアンスが違いますが文章だけでは上手く説明できず申し訳ないですが。

逆技もいろいろなバリエーションはあります。これもパンチ同様、特に立ち技の逆関節ではどこか一か所がゆるんでいればそこから力が抜けるのでサンチンにより身体の不要なゆるみを創らない(相手に逃げるスペースを与えない)ように身体を変えてゆきます。実際にはフリーの組手で立ったまま逆関節がきまることは稀です。当会では約束稽古で身体のこなれ具合の確認として行っています。逆技はできれば片手でかける稽古をしたほうがいいでしょう。片手、両手というよりも身体全体でバランスをとるような気持ちで稽古したほうがいいと思います。

締めについて

こんばんは。
ランニングについての質問をした際には親切丁寧な返信ありがとうございました。

肘の締めで脇の締めが得られるのでしょうか?それとも別々の締め方が存在するのでしょうか?

あと、逆技をかける際、肘の締めができていれば(サンチンの肘の締め)、技はかかるのでしょうか?
逆技をかける際も両手を使わないといけないのでしょうか?お教え下さい。宜しくお願いします。

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古流修行者

Author:古流修行者
大阪、尼崎で沖縄空手を指導しています。また東京稽古会も発足しました。型で身体と動きを創ることを中心としています。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

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