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自由組手不要論について

日本の古武道会で一時話題になった中国拳法のある流派では自由組手を行わないそうである。その理由を著書では
「○氏○拳はなぜ自由組手を行わないか、あまりに威力が大きく危険だからだ」
と説明されていた。
この著者とは面識がある。確かに実力者だった。

しかし「○氏○拳」を稽古する人はすべて強く、危険なほどの破壊力があるのだろうか?この武術の修行者が皆初心のうちから危険すぎて組手を禁じざるをえないほどの実力を備えていると考えるのは不自然だろう。先生が自信家、実力者であっても多くの門下生は今の自分の実力に自信が持てないために○氏○拳をはじめたはずだ。

組手は実戦ではない。道場での組手は安全性を考慮せざるを得ず、スポーツ的な安易さが表に出る弊害もある。しかしそのことを口実に「何もしない」ということに物足りなさを感じている稽古生は少なくないと思われる。

演武や健康目的なそれでもかまわない。しかし実戦を標榜する流派でも長期に渡り自由組手の指導がないケースは多い。真の理由は指導する側に教える気がないか、あるいは指導者自身も戦い方を教わったことがないか、そのいずれかのケースがほとんどのように思える。
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Author:古流修行者
大阪、尼崎で沖縄空手を指導しています。また東京稽古会も発足しました。型で身体と動きを創ることを中心としています。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

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