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身体を思い通りに動かす、ということ

運動能力の高い人、とは自分のイメージどおりに身体を動かせる人ではないだろうか。学校時代の競走や跳躍など、成績の悪いものはまず例外なくフォームがまずい。もちろん、全日本選手権クラスになると正しいフォームができるのは当然だ。しかし、運動能力のないものにはその前段階からの指導が必要になる。

NHKスペシャル脳がよみがえる〜脳卒中・リハビリ革命〜  を見た。
脳卒中等で腕が不自由になった方への最新の脳医学によるリハビリ方法が紹介されていた。

従来の方式ではリハビリのプログラムを患者に教え、医師は進捗状況を確認するだけだったのが最新療法では脳が命令すると同時に医師や作業療法士等が腕(命令を受ける部分)の運動を補助し、脳の動きと腕の動きを一致させるというものだった。言うまでもないがここでの「運動」とは100Mを10秒で走ったり、時速150KMの速球を投げたりするような特別なものではない。ごく一般の人が行う歩いたり、物を掴んだり、といったレベルの運動である。補助をつけることで再生不能と思われていた部分の運動能力が復活してくるというものだった。

自分の身体は案外思い通りに動かないものである。いくら先生が正しい型を示範してもほとんどの生徒は思い通りに腕を動かせない。当会では補助をつけることにより力を抜いた状態での正しい動きを身体に覚えさせ、徐々に補助を少なくすることで自身で正しい動きができるように指導する。武道の運動も特別に運動能力のある者しかできない運動ではなく、正しく神経が通えば身体を動かせるレベルのものである。

口頭で「正しく動け!」と指示し、あとは結果をチェックするだけ、という指導ではできるもの、できないものがはっきり分かれる。運動能力の高いものと低いものとの差が広がるばかりなのだ。

武術的な動きは運動能力の高いものでも初回からいきなりできるということは少ない。しかしフォームは誰にでもとれるものである。手とり、足とり地道に指導すればやがて動けるようになる。
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コメント

Unknown

セミナーに参加した皆、お疲れ様。いい経験になったことと思います。高レベルの技術を直に感じてくれたことと思います。返信の意味で本日ブログアップしました。また機会があればセミナーの機会を持てるよう先生にお願いしたいと思います。

Unknown

先日のセミナーどうもありがとうございました。
おかげ様で大変貴重な経験が出来ました。
良い勉強をさせてもらいました。
今回の体験でさらに稽古に対する気持ちが変わりました。
今後ともご指導宜しくお願いします。

Unknown

稽古前は生きて帰れるかと不安でしたが、終わってみると非常に良い経験ができ楽しかったです。
セミナーを通して自分に不足している部分が分かり新しく感じる事もありました。
自分が目指すとなると非常に遠いように感じますが、武術の奥深さを垣間見れました。
これからも宜しくお願いします。

Unknown

昨日は突然開催のきまったミニセミナーでしたが皆いい経験になったと思います。百の言葉より一の実践、実際に手を合わせ、ご指導いただいたことで先生の力量を感じたことでしょう。
この経験を大事に今後も稽古に励まれることを希望します。

恐るべしI先生

今日は伝説のI先生から指導を受け大変参考になりました。帰りの車中ではU先生と対面された時の話も伺うことができました。貴重な体験、本
当にありがとうございました。これからの練習に活かして行きたいと思います。

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プロフィール

古流修行者

Author:古流修行者
大阪、尼崎で沖縄空手を指導しています。また東京稽古会も発足しました。型で身体と動きを創ることを中心としています。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

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