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サンチン − 下半身を鍛える、とは

一般的なスポーツ、特に若者なら足腰の鍛錬はダッシュやジャンプ、スクワットなどが中心だろう。逆に言えばダッシュ、ジャンプに必要な筋力を鍛えることで走力、跳躍力は増してくる。

さて、中年過ぎれば悲しいことに鍛錬を続けてもやはり若年時のような走力や跳躍力を維持することは難しい。まして仕事の傍らの稽古であれば時間も限られ、補助運動に多くを費せない。

ジャンプやランニングが無意味というのではない。むしろ衰えやすい部分こそ老化防止のトレーニングは必要だ。ただ、できるだけ長く使える武術、という観点からは衰えが著しい部分に重点を置くのは効率的ではない − 特に壮年の稽古者の場合は。当会では下半身の鍛錬も基本はサンチンの型となる。

当会の新入会員はジャンプやスクワットで下半身を鍛えた者でも入会後しばらくはサンチンを数回行えば足腰が立っていられないほどブルブル震えだすことがある。彼らの筋力がないのではない。従来のトレーニングでは鍛えていない部分が刺激されるのである。少なくともその部分の鍛え方はまったくの初心者と大差ない。解剖学的にどう説明できるかは不明だが大きい筋肉の継ぎ目にある小さな筋肉とでも言うべき箇所だろうか。

この小さな筋肉は鍛えるのに時間はかかるのだがいったん鍛えれば少々のブランクでは衰えない利点がある。バーベルスクワットなど若年時でもしばらくトレーニングを休めば一気に逆戻りした経験を持つ人は少なくないはずだ。サンチンは特に器具もいらず、長持ちする下半身を養成できる。さらに呼吸や拳、受け技の基本も短い型に収まっている。先人の遺産に感謝である。





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コメント

Unknown

hide さん、
回答遅くなりすみません。先ほどブログアップいたしました。その中に私なりの回答を述べております。内容につき、もしさらなるご質問あればメールにていただければ幸いです。
(メールでのご質問は実名にてお願いしております)

Unknown

当方のつたない質問にお答えいただきありがとうございます。
1)については仰る通りです。
2)については、形は本やDVDを見るだけでは形を身につけるのは無理と考えています。必要であればサンチン等の形を教える道場に入門する必要があると考えます。

Unknown

hide さん、コメントいただきありがとうございます。古流修行者です。戯文を愛読いただき恐縮しています。
ご質問の内容ですが
1) 鍛錬型は習ったことがなく、通常の筋トレで鍛錬を行っている
2) 本やDVD、もしくは短期のセミナー等でサンチンを覚え、繰り返すことで鍛錬したい
ということでよろしいでしょうか?
長文になり、また参考になるご質問でしたので新規ブログ記事としてご回答したく思います。
もし当方の認識等に誤りあればまたコメントいただければ幸いです。

他流ですいません。

初めての投稿です。
葦原、松濤、転勤と住居の都合で現在少林寺流で師範をしています。
長年、御ブログを見させていただいておりますが、うなづくか目からうろこです。ただし鍛錬形の意味がどうしても理解できません。剛柔流をやったことのある人であれば当たり前のことかとは推察しますが。
私の道場では鍛錬は拳立てと腹筋を推奨しています(小学生は膝をついた状態で)。
他流派であっても鍛錬型(サンチン)は必要でしょうか。お教えください。

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古流修行者

Author:古流修行者
大阪、尼崎で沖縄空手を指導しています。また東京稽古会も発足しました。型で身体と動きを創ることを中心としています。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

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