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力を抜いた稽古と軟弱な稽古

当会は入会間もない会員には「とにかく力を抜け」と指導する。以前にも記したが脱力が基本である。

ある程度厳しい他武道(フルコン空手など)を経験された方は「こんな軟弱な稽古で本当に大丈夫なんだろうか」という疑問が生じる。私も長く同じ疑問を持っていた。

そう、軟弱な「だけ」の稽古ではダメなのだ。3か月もすれば力を抜いて稽古することが実はキツイ稽古につながるということがわかってくる。

一部の古流系や中国拳法を数年以上修行された方でまったく柔弱な身体のままの方がおられる。不遜な言い方であるがおそらく軟弱なだけの稽古しか指導を受けなかったものと察する。おそらくそれらの武道の創始者や指導者の方々は軟弱なだけの稽古でなく、それなりにキツイ稽古をされたはずだが何らかの意図があって弟子には柔弱な部分しか伝えられていないのではないか。

脱力の稽古は楽ではない。健身のみの目的なら別だが、ある程度の強さを求める場合楽なままの脱力稽古なら数年行っても効果は薄い。

初心者にいきなり熟練者の稽古を行わせることが無謀であると同様、「熟練者」といっていいほどのキャリアがありながら入門者と負担が同レベルの稽古ばかりをするのは武術としては意味がない。
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古流修行者

Author:古流修行者
大阪、尼崎で沖縄空手を指導しています。また東京稽古会も発足しました。型で身体と動きを創ることを中心としています。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

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