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新入会員 − 古流の突き技は手打ちか?

土曜の稽古には体験参加者が1名と新入会員(稽古初日)が1名の参加があった。いずれも他流派を長期経験している。基本の突きの技法で従来の術理と異なっていたのでかなり戸惑っていたようだ。

現代空手では多くの流派が基本稽古のときに腰や肩を大きく回し、スイングするように突き技を出す。腰の回転、もしくは体重移動を活用することによりパンチ力の増大をはかっている。

古流沖縄空手(私が習った流派も)では腰は動かさず、突きもまっすぐ前に出す。もちろん腰のスイング運動で拳の力を出すことはしない。
これを持って「古流の突きは牽制的なものであるためスピード重視のため手打ち」と解説する人がいるがいささか短絡的に過ぎると言えよう。私の教わった流派では牽制攻撃的なものは重視しなかった。

腰の平行運動だけが身体の力を拳に乗せる技術ではない。むしろ腰をしゃくらないからこそハラや背中の力を拳に乗せることができるのである。回転運動も重心移動もなく重い突きを打つことは簡単ではない。簡単ではないので稽古する意義がある。

新入会員のH君、多忙な仕事の傍らの稽古はたいへんだろうが頑張ってください。
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コメント

Unknown

コメントありがとうございます。
現代武道の術理は西洋スポーツ理論という考え方には賛成します。力学や現代の運動生理学から考えて理解・習得しやすいという長所があります。
「命のやり取りの実戦からの積み上げと自然エネルギーの法則」と古流との関連はよくわかりません。私は東洋の先人がハラの力を活用することを知っていただけかな、と思っています。西洋人はハラの概念がないか、体格的に勝るため必要性を感じなかったのではないでしょうか。

ツイッターでお世話になってます

こんにちは
初めてお邪魔します。
突き...同感です!やはり、古流と現代武道では、考え方から違いますよね。現代武道の考え方は、西洋スポーツ理論。古流は、命のやり取りの実戦からの積み上げと自然エネルギーの法則とでも言うべき考え方から、現代武道とは、ほぼ真逆?と理解しています。

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プロフィール

古流修行者

Author:古流修行者
大阪、尼崎で沖縄空手を指導しています。また東京稽古会も発足しました。型で身体と動きを創ることを中心としています。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

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