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続・秘伝 極真空手

zoku hiden

「極真の稽古生です。極真の技術は正しいのでしょうか?」という質問をいただいた。極真に入門したことのない私に問われても困るのだが・・・(極真「系」空手の会員だったことはある)

極真空手が古流と術理が異なるのは事実だがパワーだけで相手を粉砕できれば言うことはない。フィリオやティラシエラに勝てる人間がどれくらいいるだろうか。極真の強さは現在でも健在と思う(極真の「型」についてはよくわからない)。

何かをはじめるに当たり、何が正解で、何が間違いかは本人が決めることである。ある極真の分支部長から直接「現役引退し緊張がとけた瞬間、腎臓に障害がおこり一カ月点滴の生活だった」と聞いたことがあるが燃え尽きた現役時代を後悔してはいなかった。

大会中心になり、極真空手の技術が変化したことは事実だろう。試合を通じて独自の技術が進化する半面、忘れられた技術もあると思う。大山倍達先生自身がモデルになった「続・秘伝極真空手」にはその技術が満載されている。

例えば下の写真の突き。猫足立ちの背中は綺麗にまっすぐ立っており、突きも長身の相手に対しさほどリーチがあると思えない大山先生の突きのほうが深く入っている。「右ストレート」というよりは「クーサンクーなどの猫足突き」に近いように思うのだが手前味噌だろうか?

続 秘伝極真空手


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コメント

こんにちは。そうたろうです。
今回の記事もとても興味深いです。

「極真の技術は正しいのでしょうか?」という疑問は、
フルコン空手家が一度は持つと思うのです。

正しい、正しくないという表現は、たぶん正確でなくて、

自分に合っているか、合っていないか
なのではないかと思います。


極真をはじめとするフルコン空手のメソッドは
即効性がすばらしいと思います。

半年でも、1年でも、みっちりやれば
かなり強くなりますし、
肉体的に自信をもてるようになることでしょう。


大山館長の演武を何度もみたことがありますし、
各種映像や本もかなり読みましたが、
明らかに、試合の技術とは違いますよね。

初期の大山道場時代は、
剛柔流や松涛館の技術をベースに
バチバチと組手をやっていたのではないでしょうか。

僕は、個人的には試合向けの空手はもういいや、と思っているのですが、
いまだに、試合に出ている仲間もいますし、
生涯現役を目指す連中も身近にいます。

パワー中心の空手を続けることも
それはそれで、有意義なことだと思います。

極真の技術が正しい、正しくないのではなく、
最終的には個人の好みの問題なのでしょうね。

興味深い記事をありがとうございます。

また、お邪魔させてください。

Re: タイトルなし

そうたろうさん、こんばんは。

>「極真の技術は正しいのでしょうか?」という疑問は、
>フルコン空手家が一度は持つと思うのです。

私自身、大学クラブのフルコン空手で顔面攻防の技術がないことが疑問でした。顔面ガードの練習をしている、といっても一人稽古や約束組手だけでは不安が残ったものでした。
不思議と同級生たちは「日頃胸を叩いてるパンチを実践では顔面に向ければそれでいいんだ」と特に疑問は感じてないようでしたが(笑)

おっしゃるとおり、フルコン空手は安全性も考慮し、かつ破壊力の増強、被撃への恐怖心減衰などにより実践性も持たせた即効性のある武道と思います。組み討ちや顔面攻防、体格に勝る相手への対処、さらには加齢による問題などを個々の稽古生がどのように考えているか、ということで取り組みも変わると思います。

大山先生の技術が現在の極真とは違う、という話は沖縄空手の先生に聞いたのが最初です。

極真の技術書を示され、約束組手の写真を示し
「この人の突きは相手に当たってないし、受け技も相手を崩していないやろ。しかし大山先生の受け技では相手は必ず崩れてるし、逆に大山先生の姿勢は崩れていない、突きの重さも違う」と示していただきました。大学で教わった空手が「秘伝極真空手」のイメージとあまりに異なっていたのが先生のお話で解決したような気がしたものです。

コメントいただきありがとうございます。またご意見よろしくお願いします。

私はフルコンルールに疑問を持ち、フルコン空手と掛け持ちしてボクシングをしていた時期がありましたが、結果半端なキックボクサーができあがっただけでした。まあ当然のことですが。

ルールの違うものを比べても意味がないことに気づくまで時間がかかりましたが、それだけでも勉強になったと思います。

道場にも若い奴でフルコンルールに疑問を抱くのもいますが、そいつらには疑問を抱くのは良いこと自分の納得する道を選べといっています。

コメントありがとうございます。

私も大学時代は顔面なしルールに疑問を持ち続けていたような気がします。同様にルールが違うものを比べても仕方がないと気づくまでかなりの時間がかかりました。

ルールや技術体系に疑問を持った場合、最終的な回答は他人が教えてくれるものではなく自分自身が見出すものであり、逆に言えば本人さえ納得できれば他人に批判されようがそれでいい、というのが私の中での結論です。

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大阪、尼崎で沖縄空手を指導しています。また東京稽古会も発足しました。型で身体と動きを創ることを中心としています。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

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