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What is Coaching?―今、コーチに求められるもの

女子柔道の岡田監督が選手に恒常的にパワハラを行っていたという。全柔連の事なかれ主義に見切りをつけJOCに直訴した選手達の勇気は称賛されるべきだ。主観的には指導者は善意、熱意でやったのだろうが選手の多くに支持されていなかったことは信頼関係なぞ皆無だったことが察せられる。彼女らを従わせていたのは「ここで監督の期限を損ねたら選考等で冷遇される」という恐怖心だけだったのだろう。本件が昔の実績だけでふんぞりかえるオッサン達(スポーツ界に限らず)が少しでも駆逐される好機となることを祈る。

さて、日本にはなぜか「スポーツは苦しんで行うべきだ」という不思議な習慣がある(中国や韓国、北朝鮮などではもっと極端なようだが)。もちろん苦しんでも結果が出るのなら結構だがただ怒鳴りつけ、選手を疲れさせるだけが取り柄のコーチは少なくない。

「What is Coaching?―今、コーチに求められるもの」は著者の自伝的な要素もある。少年時代は楽しかった野球が中学以降義務的な練習となり、愉しめなくなっただけでなく無理な投げ込みで肩を壊してしまったことなども紹介されている。結果として選手として大成できなかった経験がコンディショニングを専門的に研究するきっかけとなったとのこと。選手を大事にする名監督たちや練習を楽しむキューバ野球の紹介なども興味深い。

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コメント

いつもご指導ありがとうございます。
勝ちに拘ると今まで楽しかったスポーツも途端に
嫌なものに変わる事は良くある事ですよね。勝て
ば官軍の風潮が根強いので余計かもしれないと
思います。

日本は数稽古を好むのも特徴かと思います。
武道系は木村政彦の三倍法に代表されるように、
特にそれが強いのではないかと思います。

三倍法なんかは本人がある意味好きでやってい
るので肉体的疲労はあっても精神的疲労は少な
いと思います。

その辺りを理解していない素人コーチ?が多いの
が原因かもしれないですね。

SS君コメントありがとう。

日本人には「嫌がってることを無理やりやらせたがる」という不思議な国民性があるんだな。義務教育や自動車教習所のようにある程度やむを得ないものはあるだろうが結果として自主性のない人間が量産されてしまう。

私などヘソ曲がりだから楽しくやってきたことでも「やれ!」と言われたとたんに嫌になってしまう(笑)

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古流修行者

Author:古流修行者
大阪、尼崎で沖縄空手を指導しています。また東京稽古会も発足しました。型で身体と動きを創ることを中心としています。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

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