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反復練習

当会での稽古は型を行う。そして型の補助運動として検証のための約束組手的な対人稽古を行う。相手に突きを出させ腕受け(内受け)やトラグチ(回し受け)などで受ける動作である。

スポーツ的な練習方法を強くインプットされた方はこの稽古方法が理解できないことがあるようだ。腕受けや手刀受け、回し受けなどは自由組手でも本当の実戦においてもまず使わないし、使えない。使えない技をなぜ稽古するんだ、というわけである。

一般的な格闘技の練習ならスパーリングで使用する技を反復練習することがメインだ。柔道の「投げ込み」「打ち込み」などが典型だが反復練習によりスパーリングで使う動きを身体に覚えさせ、筋力と条件反射を向上させる。

この方法は練習をパターン化しやすく、誰でも努力すれば一定の技術が習得しやすいという長所がある。その一方でパターンからはずれた攻防への対処が難しく、先天的な体格・体力や運動能力に依存してしまう短所もある。

伝統的な稽古法は
1)身体の質を変え、
2)動きの質を変える
ことが稽古のメインだ。
一見単純なパンチや攻防パターンのの反復練習の形式をとるのは方便でしかない。

たとえば一部で批判される「空手式基本の突き」も実戦技でなく動きの質を変える稽古であると考えれば稽古の見方も変わってくるだろう。逆に言えばある程度身体の質が変われば稽古内容も次の段階に進める必要はあるが。





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古流修行者

Author:古流修行者
大阪、尼崎で沖縄空手を指導しています。また東京稽古会も発足しました。型で身体と動きを創ることを中心としています。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

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