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怪我と不断の稽古

E君は過酷な組手をすることで有名な流派の指導員、先日の稽古には足をひきずって稽古場に現れた。「昨日は自分の道場で足を痛めて歩くことも満足にできません、今日は見学だけです」とのこと。
しかし痛めたのは足だけで上半身はまったく元気なままだ。せっかく稽古場に来て見学だけはもったいない。私はE君も他の生徒も椅子に座らせ、座ったままの状態で逆技、受け技の稽古を行わせた。空手が椅子に座っても稽古できることにE君は驚いたようだった。
少し以前の話だが最年長のFさんが片手をかなりひどく痛めた状態で稽古に参加した。そのときの稽古では片方の手だけを相手に巻きつけ片手と身体を使って逆技をかける稽古を集中的に行った。この稽古は地味なので五体満足だとあまり面白くないようだが手が不自由なことがかえって身体全体を柔らかく使うことの学習になっていた。
もちろん怪我には十分留意し、仕事に差し支えるようなことがあってはならない。しかしある程度本格的に武道、スポーツを行った人でまったくの怪我知らずという人はかえって稀だろう。怪我しながらの稽古は限界はあるし、一日やそこら休んだところで極端に技量が低下するものではない。しかし怪我に負けなかった自分を体験することで新しい発見もあるのだ。
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古流修行者

Author:古流修行者
大阪、尼崎で沖縄空手を指導しています。また東京稽古会も発足しました。型で身体と動きを創ることを中心としています。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

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