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サンチン - 突きの悪癖の矯正

肩甲骨は突き技をはじめ多くの手技に重要なポイントである。十数年前にもなると記憶するが一時古武術(?)界で肩甲骨体操なるものが小ブームとなった肩甲骨を前や後ろに動かす運動だ。悪い運動ではないが我流で行うとかえってパンチ力を減衰する可能性もないとは言えない。

拳立て伏せやベンチプレスを懸命に行ってもパンチ(特にストレートパンチ)の威力が一向に向上しないケースがある。意外に多いのが肩甲骨がパンチを打つときに迂回(遠回り)する身体の癖。肩甲骨がパンチのベクトルと反対方向に進み、結果として効果が引き算されてしまう。

悪い例、手は前に出ているのに肩甲骨は後退している悪い例、拳は前に進んでいるのに肩甲骨は後退している

この悪癖の矯正にもサンチンの型が役立つ。ゆっくりとした動作で拳を前に出す。その際腕の力みや拳の締めなどと同様に腕(肩甲骨も含む)全体の軌道もチェックするのである。

逆に言えば我流でサンチンの順序だけを繰り返しても効果は薄いということ。
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コメント

サンチンの型や突きの際、肩甲骨を寄せるっていうことなんでしょうか?

これは僕も最初の頃かなり苦労しましたね(苦笑)。
今でもまだこの悪癖が右肩の歪みに繋がっているのだと思います。

古流習いたいですさん
肩甲骨内縁を脊柱に近づける事です。

SSさん、返信ありがとうございます。では、肩甲骨を脊柱中央に寄せたまま型稽古をすれば良いのでしょうか?

古流習いたいですさん
寄せたら今度は離します。

初めまして、いつも興味深く拝見させていただいてます。

たぶんですけど、言葉による説明では理解することが難しく
実際に体験して手直ししてもらった時に「ああ、こういうことなのか!」
と疑問が少し氷解するような内容のやりとりではないかと思います。
確かに古流さんが質問して少しでも知りたいお気持ちはよくわかりますが・・・

実は私も、もの凄く興味ありますし体験してみたい気持ちは強いです。

古流習いたいですさん、紅白点心さん、コメントありがとうございます。返信が遅くない申し訳ありません。
内容はSS君が書いてくれているとおりです。肩甲骨を変に意識することはありませんが間違った鍛え方でガチガチに固めてしまうと重みがあり、かつ「しなう」ような動きができません。
当会の会員も3カ月くらい稽古すれば頭ではわかってくるのですがなかなか考えた通りに身体は動いてくれません。
だから稽古します。

合気道の正面打ちなどは、これを鍛錬するわけです。
これだけでは無いですが。。。
受けは攻撃してるのではないのです。
受身だけでなく、受けも正面打ち動作で自分も鍛錬してます。
たとえ、道場で詳しくこの意義を教えてくれる人が居なくても、本でも載ってます。
それと、当然、家でも受けの動作を稽古します。
これもどの武道も同じですね。
しない人はしませんが。。。

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古流修行者

Author:古流修行者
大阪、尼崎で沖縄空手を指導しています。また東京稽古会も発足しました。型で身体と動きを創ることを中心としています。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

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