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基礎体力は不可欠

現代格闘技で自分の素質に限界を感じ、いわゆる古流武術や合気、中国拳法などに転向する人は少なくない。かくいう私もその一人。精妙な術理や身体操法を用いて屈強の現役格闘家を制することは男のロマンである。

さて、ロマンは素晴らしいのだが現実には古流武術純粋培養の稽古生が素人の力持ちすらもてあますケースは少なくない。

理由はいたって簡単・・・体力がなさすぎる。

「力も不要で屈強の相手を制圧できます」
「老若男女誰でも無理なく達人の道が開けます」

は営業コピーとしては結構だがこれらの道場の純粋培養で現代格闘技にマトモに対抗できる人は少ないように思える。

体力養成についての考え方は道場によって異なるだろう。ウエイトトレーニングを重視する流派もあれば現代体育で鍛えにくい部分の鍛錬を重視する流派(僭越ながら当会含め)もある。ただ腑抜けの体のままでOKという流派は眉唾だ。

高校野球のスターですらプロ入りした後はまずプロの体を作ることからはじまる。基礎体力が不足しているならまず体力づくりからはじめること。


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コメント

はじめまして

学生時代と社会人で(ブランクはありつつ)通算8年松濤館を学び、その後また数年を経て、思うところがあって数か月前に海外で沖縄剛柔流に入門したものです。

今までの稽古で武術的に動ける、戦えるようになった気がせず、本当に武術としての空手の身につけ方を模索する中でこのブログにたどり着きました。

特に、私には「型を通じて稽古する意味」という疑問が学生時分からあり、分解稽古をしても使えるようにはならないし、でも何かがあるはずだろうし、という思いで答えを探している状態です。

古流修行者さんのブログで、「組手で使うのは、型で練った体や動き」という言葉を読んで、少し考える糸口が見えた気がします。

ただ、それでも組手と型をつなぐ道筋がはっきりと見えないもので、疑問点を質問させて頂いてもよろしいでしょうか。

・ 型では動きや体を練る、とのことですが、それは例えば、居付かず動ける、素早く強く突ける、そのような体の動かし方を身につける、ということでしょうか。それとも、型に入っている形とは違うけれども型の技(打ちや受け)を使う際の体の使い方を学ぶ、ということでしょうか。

・ 型の技が組手で使えるわけではない、という場合、皆さんは組手の技をどのようにして習得しているのでしょうか。
特に、連続技を出す場合、連続技に対処する場合など、組手技の研究や練習は別にしているのでしょうか。

・ 古流修行者さんが稽古でされている「型の検証」とは、具体的にはどのようなことでしょうか。

可能であれば稽古に伺って実際に体験したいものなのですが、海外にいる関係で道場の選択肢さえも実に少ない状況です。。

思えば、武術的な身体操作や力の出し方のための正しい姿勢や形など、現在も含めてきちんと指導された経験が無いように思えます。最近、武術としての空手を探す中で色々な情報を読み漁り、自分の稽古で取り入れて模索しては自問自答しております。

古流修行者さんのブログ記事は、まだ理解できないこともありますが、自ら考える糧として稽古していきたいと思います。

長文、失礼致しました。

コメントいただきありがとうございます。古流修行者です。
海外で空手を続けるのは国情の違いなどもあり国内とは違った難しさもあるでしょうが頑張ってください。
ご質問は良問でもあり、また回答が長くなりましたので別途「雑記」カテゴリの記事といたしました。ご参考となれば幸いです。

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プロフィール

古流修行者

Author:古流修行者
大阪、尼崎で沖縄空手を指導しています。また東京稽古会も発足しました。型で身体と動きを創ることを中心としています。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

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