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武術談義 - 10年稽古しなくとも衰えない?

私生活の変化でこの一か月ほどまともに稽古ができなかった状況だった。なんとか稽古会の指導は続けていたが久しぶりに自身のためのトレーニングを行ったところ「年をとるとこれほど短期間サボッただけで衰えるのか!」と通感せざるをえない状況だった。カール・ゴッチの「若者はトレーニングをすべき、年寄りはトレーニングをしなければならない」との言葉は至言だ。

さて、タイトルの武術談義だが30年ほど以前の甲野善紀・黒田鉄山量師範の共著。名著ではある。



ただあまりにエピソードが講談本的なため参考になる部分が色あせるのが残念なところ。当時今以上に武術、古武道に幻想をいだいていた身としてもいささか眉唾だった部分が多かったように思う。

「(正しい型稽古をすれば)10年くらい稽古しなくとも実力は衰えない」とのくだりにはさすがに当時でも「ありえんやろ!」と思ったものだった。達人の域に達した方は別格とはいえ「衰えにくい」ことはあっても「衰えない」ことを証明された方が実在するとは思えない。

上記のカール・ゴッチの言葉やや沢井健一先生の「名人・達人といえども稽古から離れて名人・達人となることはありえない」のほうが現実ではないかと思える。当時も今も。

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大阪、尼崎で沖縄空手を指導しています。また東京稽古会も発足しました。型で身体と動きを創ることを中心としています。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

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