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柔らかい手刀受け




多くの空手流派に「手刀受け」という受け技がある。両手を前方に出し、前手の手刀で相手の突きなどを払い受ける技であるが自由組手はおろか約束組手でも威力のある受けとすることは難しい。

沖縄空手の先生からは「ウチの流派の手刀受けは柔らかく使うんや!」と指導された。事実先生はこちらの突き技を鞭のように巻き取り反撃の当身や逆技を使われた。

私も稽古はしたので型のなかではそれなりに見せられるようにはなったものの実用技とはなかなか思えなかった。そもそも力を抜いた手刀などまず効きはしない。手刀受けの分解組手も相手の協力あってのものだった。

あるとき昇段審査会のあと同門の先生からアドバイスをいただいた。

「手刀受けという言葉に惑わされないこと。そもそも沖縄には手刀受けという言葉もなく本土で便宜的につけられたものだ。両手を前に出し円を描くような動作自体が受け(かけ)になる。大事なことは両手の手首を柔らかく使うこと。結果的にそこから変化して手刀となってもかまわないが無理に手刀を使う必要はない」

目から鱗だった。

冒頭ツイートの動画を見て「なぜこれが手刀受けの稽古なんだ?」と思われた方も多いと思う。

手刀受けという言葉自体が不適切なのかもしれない。




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古流修行者

Author:古流修行者
大阪、尼崎で沖縄空手を指導しています。また三木市稽古会も発足しました。型で身体と動きを創ることを中心としています。興味をもたれた方はjyoutatsuhou@gmail.com までご連絡ください。

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